たまたまちょうどテレビで

長崎市長のスピーチをみた。


ほんとそうだと思う。


『持っていても使われることはないだろうと

いうのは、幻想であり期待に過ぎません。

「存在する限りは使われる」。核兵器をなくすことが地球と人類の未来を守るための

唯一の現実的な道だということを

今こそ私たちは認識しなければなりません。』



核兵器によって国を守ろうという考え方が

どうかしてるよね。

存在する限り使われる可能性があり

そして

保有してる国は

自分たちは安全であるということには

ならないのに。


人々は自滅するために

核兵器を持ちたがるのか?と思う。


地球は・・・

わからないけど

人が居なくなれば

何億年、何兆年かけて

平和を取り戻せるかもしれない。


こんな時

毎回思い出すのが平家物語のこの冒頭の文。


「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。

沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、偏ひとへに風の前の塵におなじ。」


そして合わせて思い出す映像は

もののけ姫で

シシガミの首を追いかけて

黒い液体が津波のように襲い

すべてを枯らしていく。

でも、首が戻ったあと止まり

緑が再生するシーン。


シシ神は地球みたいなものかもなぁって

思う。

人間がやってることは

もしかしたら首を狙うエボシたちと

同じなのかもしれない。

人間は自分たちを

過大評価しすぎているんだ。

すべてを枯らして命を奪われる危機まで

味あわないと

手放せないものがある・・・。

それは人間のエゴなのかもしれない。



動画は長崎出身の横道坊主

戦争の歌。