さわらぎ
という語感が好きだ
そのーー昔
この近辺に住んでてバイトに行ってた会社で知った女性を
思い出すのです
確か
五島列島の一つの島から就職しに来たのと言う女性は
素朴で丸く化粧気の無い若いのにおばさん雰囲気で可愛い人
50年は昔の…
住んでるのは
さわらぎよ、と言ってたっけど方向音痴な私には地域把握できずで
ああ、近くなんだ
会社を中心にした周りの地域の女性たちが
子供を学校に出し
下校してくるまでの短時間をバイトしてた
互いに若い20代
私わね、雪を見たことが無かった！
大阪で初めて雪を見た時は「あ、綿が降って来るー」と思ったんだよ
そして
銭湯で隣の人の背中を洗い始めたらその人が吃驚したのよ、と話す
故郷ではそうするんだ、と
その話が吃驚な思いと新鮮で私はその素朴な物言いに
抱きしめたくなるくらいに親しみも感じてた
いつしか疎遠になってしまったが
モノレールで
さわらぎ～のアナウンスとか駅名を読むと思い出すことがある
今朝、久しぶりに
さわらぎ～～のアナウンスに
私と同じように老いてるだろうが元気だろうなあーと
思い出してた
こうして書いてると
ほんまに五島列島だったかな～と自分の頭を疑ってる
遠い、遠い昔の事よ
あの子可愛いかったなあーー