テレビの物語

夫を無能扱いする

ただ・・・給料が少ないだけなのに

臨機応変が出来ない大人しいだけなのに

ちょっとドジで冴えないだけなのに

子供にまで

あんな人になってはいけないと言う。


もっと、ひどいぐうたらもいるのに。


一番 私の嫌いなことは

夫を無能扱いすることである

それを

口にするのは聞くに堪えない

テレビに向かって

そんなことで子供に情緒教育ができるの?と問う。


あかん人間でも

一緒に暮らし子を育てる 家族

そんな態度とる

自分は正しいの?

自分を貶めてはいないの?と問う。


一緒に見る中国人、韓国人、ペルー人、ベトナム人は

口吻泡を食って怒る

テレビに怒っても仕方ないじゃないとか笑いながらも

なんだろう・・・

人の思いって・・・

不自由な暮らしからは思いやりとかは欠如?

するのかも。


この友達の国はまだ昔の伝えが残っているのか

取ってしまいたい因習とかは?

年上を敬いハンデある人の思いを思いやる・・・

そんな奥深いものがこの友の国には健在する

日本では好調経済で物が溢れかえり

人心も荒んでしまった

昔、私が幼い頃は友の国と同じだったのに。


責めたり貶したりする前に

何か一つ小さなことでいいから

頭寄せ合って

建設的なことは考えられないだろうか

そういうことに心血を注いだのだろうか?

なんでもない優しさが人を救う。


多国籍の人がきてチョンシムバブ。 ハングルはカタカナ表記すると

おかしくなるチョンシムバブは昼ごはんのことである。日本語の

出来ない外国人に日本人の友が先生をする。この友を持ったお陰で

複数の国の人と知り合い、こうして不定期に各人の家庭でランチする。

日本語教師の資格持つ友がこうした社会的活動しているのを私は

最初知らなかった。なんて美しい日本語を話すのだろうと思っていた。

韓国人の私が日本人ばかりのハングル教室に通ったお陰で凄い友

複数と知り合えてマイライフが充実したこと確実である。


ほとんどお喋り三昧なのに今日はテレビの話でも盛り上がり

自国ならこういう接し方はない!考えはない!と切り捨てられた。

チヂミとピビンバは完食!


しかし、私はこころ複雑だった・・・いろいろ想いは巡る。

頭ふって

振り放したけど、振り切れなかった。