




雨が上がった夕刻の道路を車で走る。
忙しく動かしていたワイパーを止め、サイドウインドウを開けると、
冷たい空気が入り込んで心地よい風が顔を撫でる。
薄暗い雲が切れて、さっと青い空が一面に広がった。
天気のように、曇りがちだった気持ちまでが、さっと明るくなる。
やがて西日は刻々と山のほうに傾き、その光が空を赤く染めてゆく。
一瞬のうちに変貌してゆくその景色。
だが、それも長くは続かない。
やがて日は暮れて、街に光が灯ってゆく。
今日も一日が暮れてゆく。
いつしか暗闇に消え去るこの光景はまた現れるのだろうか。
その光景をカメラに収めながら、次にまた、遭える新たな光景をオイラはこっそり期待する。
今日も帰って、好きな酒で一日を終わろう。
むかしむかし、カプリコーンというイギリスのバンドのグッバイトゥデイ、ハローハロー トゥモロー❗️
という名曲があった。
おいらが初めて買った洋楽のシングル版だった。
まさにそんな気分にさせるこの夕暮れだった。
ちなみに、このシングル版の日本で販売された歌名は
『明日にこんにちは』
でありました。





