製糖工場見学・その2
さて,枯葉を取り除いたキビは,細かく切断し,熱湯に浸されて,糖分を抽出する。
これは,料理の出汁を取るとか,コーヒーを抽出する感じに近い。
糖汁を加熱しながら石灰乳を加えると,液中の不純物が石灰分に付着して沈殿する。
その上澄み液をさらに煮詰め,濃い糖液にしていく。
ホットケーキのキャラメルシロップ状になる。
サトウキビの絞りかすは,バガスと言って,工場の大型ボイラーの燃料として使われる。
重油より省コストで,環境への影響も少ないのだ。
また,バガスは上質な繊維分なので,健康食品としても利用されたり,バガス炭として水資源への活用やキノコ培地としても使われているのだそう。
また,先の沈殿物と燃料灰を混ぜて,畑の肥料としても利用されているんだと。
右はバガスの画像。
砂糖の種結晶を作って,糖液を煮詰めて粒を大きくしていく。
その後,この工場での最終製品となる「原料糖」と糖蜜に分離される。
糖蜜は,主にアルコールの原料として使われるほか,黒糖風味の食品添加物(まるねこさんが言ってたにせものを作るヤツ?),健康食品,漢方薬などにも使われる。
できた原料糖は,船で本土へ運ばれ,精製されてグラニュー糖などになるのだ。
砂糖の大きな山~。
これだけあると,逆浸透圧作用が起きて,アリが近づくと体液をとられてしまうのね。
鉢に植えられた様々なサトウキビの品種。
これで,工場見学終了!
製糖工場見学・その1
日曜日,兵庫教育大学でお世話になった大学の先生方が来沖された。
「ぜひ,沖縄の製糖工場を見たい」とのことで,大人の工場見学。
豊見城市にある「翔南製糖」へおじゃました。
入り口には,サトウキビのオブジェ。
トラックに積まれたサトウキビ。
これは,無脱葉収穫されたヤツね。
このほか,手刈収穫やハーベスターによる機械収穫がある。
翔南製糖へ運び込まれるサトウキビの85%は手刈収穫なのだそう。
このトラックのサトウキビは,計量を経て,脱葉装置で枯葉を取り除く。
ケーン収穫ヤードのサトウキビ。
ここの工場は,今期操業うを70日間としている。
期間中,工場は毎日24時間稼働しており,1日あたり1,500トンのサトウキビが運ばれてくる。
夜間に搾る分のサトウキビもここにストックされる。
あら,虫をさがしてか,ダイサギがやってきた。
取り除かれた枯葉は,梱包されて堆肥にされる。
中には,酪農農家へ運ばれるものもあるのだそう。
家畜小屋の床に敷いて,フンと混ざり,発酵が進んでよい堆肥になるという。
さわってみると,少し温かい。
発酵が進んでいるのね。
時折,湯気が上がっていることもあるのだそう。
コーンスネーク
「北野異人館シリーズ」を長々と続けたおかげで,3週間近く前の話になっちゃっているけど・・・。
沖縄電力の青少年科学作品展の開会式・表彰式に参加した。
会場の入り口には,例年「沖縄子どもの国」の「ふれあいミニ動物園」のブースが出るのだが,今年は「コーンスネーク」というあまり見たことのないヘビがやってきた。
一昨年は,ボールニシキヘビを首に巻いた のだけど・・・。
今度は,腕に巻き付いた。
腹部の斑紋がトウモロコシのように見えるので,この名があるらしい。
もう少し若い個体の方がそれは顕著に見えるのだとか。
北野異人館(山手八番館)
チューダー様式の塔状の家屋が3つ連なる山手八番館。
入り口向かって左が「龍燈鬼像」,右が「天燈鬼像」。
原型は,奈良の興福寺国宝館にあり,鎌倉時代の法橋康弁の作。
彩色寄木造りで,国宝指定されている。
館内には,東アフリカのマコンデ族の民芸品で,ピカソらに影響を与えたといわれる木彫りがたくさん。
ロダンの彫刻に,アイヘレの「鷲狩り」。
後期印象派,ルノワールの彫刻。
赤い椅子は,ローマ神話の農耕神サターン(サートゥルヌス)の椅子。
座ってお願い事をすると叶うといわれている。
ベルナールの「沐浴」に,ロダンの弟子のブールデル。
ロダンの「鼻曲がりの男」。
奥には,調理器具やドン・キホーテとサンチョパンサも・・・。



















































