計画停電では、まだ停電地区ではないが


夕方から『大規模停電』の恐れがあるとニュースが流れ


『いきなり停電になったら何が起こる?』


マンションの管理組合役員達で急遽話し合い


マンション住人に対して可能な対策を講じ、行動を起こした。


◆閉じ込め防止の為に、エレベータの利用を控える。

 ⇒貼り紙を掲載し利用を控えてもらった。


◆可能な限りの節電を行う。

 ⇒分電盤にて可能な照明の間引きを行った。



辛うじて、大規模停電は起こらなかったが


改めて思う被災地の悲惨な状況。


私たちには備える時間がある。


でも、買い締めにより、ガソリン、灯油


お米や水、玉子、牛乳、納豆


懐中電灯、電池、トイレットペーパー・ティッシュペーパーなどは


軒並み品切れ。


計画停電の影響でお店も休業する店舗が多く見られてきてる。



もう一度考えて欲しい。


震災の被害に遭われた方々は


着の身着のまま、ほぼ体一つで避難をしている。


氷点下の寒さの中、大した暖房器具もなく、


救援物資もガソリンが不足していて現地に届かず、


明日の食糧もない。どんなにか不安であろう。


震災で命は助かっても、医療物資の不足などで


せっかく助かった命が避難所で失われて行く。


家も家財も失い、中には家族を失った人も数えきれないくらいいる。


私たちに出来ること、それは


買い締めでは無く、助け合う心。


何かが足りなくて、いつもと違う生活になっても良いじゃん。


そして、計画停電だって


家さえあれば良いじゃない、停電が解除されれば


温かいものだって食べれるし、お風呂にだって入れる。


先の見えない不安に比べたら大したことではない。


被災地以外に住んでいる人達、


どうか落ち着いて普通の暮らしをして欲しい。


本当に物が必要な人が、私たちの愚かな行動で


命を失ってしまうかもしれないんだから・・・。


こんな時だからこそ、思いやりの気持ちを


持って欲しい。


人災とも言えるこの愚かな行動を改めて欲しいと心から願う。