☆シャーの
世界にようこそ✧◝(⁰▿⁰)◜✧
何のきっかけもなく
思い出して頭の中で繰り返し
浮んでしまうので書いちゃいます。
過去記事で書いているかも
しれませんから被っていたらすいません。
10年くらい前ですかね?
実家の一階でひとりで暮らしていました。
ほとんど土間のようなタイル張りの
リビングと小さなキッチンで
靴を脱げるのは四畳半の和室だけでした。
その和室で寝ていた時の話です
しっかり寝ていたはずですが
寝返りのタイミングで
軽く目の覚めた薄ぼんやりの状態です。
右耳はマクラに埋まっていて
上向きの左耳に遠くの方から
瀬戸物がぶつかる音が聞こえてきます。
カチャンカチャンカチャン…
感覚的には2軒隣の家の感じです。
(なんだ~こんな深夜に何しているの?)
とは思うものの眠りに引き込まれます。
カチャンカチャン
うーん。
まだやってんの?
あれ?
さっきより近くなってない?
とボンヤリ思ったけど眠い。
そこで夢なのか起きて考えているのか
わからない状態で映像が視えます。
両手にお皿を持ち
カチャンカチャンと打ち付けながら
近付いてくるナニカ。
冷水を浴びたように覚醒しました。
近くなるわけないじゃん。
この方向からだと
隣の家の中を
突き抜けてきていることになります。
夢じゃないことを確認するために
起き上がり耳を澄ませます。
カチャン
カチャン
「ウソッ」
もう壁のすぐ向こうで聞こえます。
その壁の向こうは隣の壁です。
人は入れません。
なにこれ!
なにこれ!
大恐怖です。
もう怖いことしか考えられませんよ。
ぶるぶるです。
不思議にこんな時は
背中を守りたくなるんです。
布団を背中に巻き付け
震えているうちに寝ちゃたんですね。
まぁ普通の恐怖などそんなものです。
物語でもドラマでもないですから
起承転結があるわけではありません。
それでまた目覚め
先程の出来事をしっかり記憶するために
寝ながら辿っていました。
するとどう表現すればいいんですかね~
畳を擦るようなザッザッ?と
いう音?が聞こえてきて
今度は冷水どころじゃ
ありませんよ。(ꏿ﹏ꏿ;)
さっきは家の外でしたけど
今聞こえる音は布団のすぐ横です。
そのザッザッ?は右の足元から
腕の横に移動して
顔の横から頭の方にいき
布団の淵に添って曲ったようです。
ああ
布団の周りを辿っている…?
ひっ
布団の周りーつまり私の周りを
ぐるりと一周しました。
恐怖のあまり目を開けてしまい
見なくて良いモノを見てしまいました。
裸足の足です。
裸足の足が私の周りを周っているのです。
ハッと恐怖に慄いた私に聴力が戻ったのか
足とともに
カチャン
カチャンと
聞こえてきます。
さっきの続きなの?
いきなり猛吹雪です。
とっさに音の正体を確かめます。
坊さんです
錫杖つき
歩く坊さん
なんで!
なんで!
なんで!
全く状況がわからない。
坊さんは
カチャンカチャンと錫杖をつく
音を響かせながら
私の周りを周っています。
(なに?私死ぬの?)
と思いました。
するとそのとたん
坊さんはピタッと足を止めて私を見ました。
いくか?
と言いました。
その時私はセキセイインコのザクを
溺愛していましたので
いかない。
と答えましたが
私はそのまま気を失ったようです。
夢じゃないかって?
どうですかね。
夢じゃないとは言い切れません。
証拠がないですからね。
でも私は長い間「夢日記」を書いていて
この坊さんのことは
不思議体験として
克明に記録していました。
どうして今
この坊さんを思い出したのでしょう?
この世に偶然はありません。
もしかしたら
今夜あなたの枕元に
坊さんがいくのかもしれません。
間違えてはいけませんよ。
絶対に返事をしなければいけません。
沈黙は了承ですからね。
いかないとハッキリ答えましょう。
いくか?
いかない!
頭の中で答えて下さい。
もうこれで大丈夫。
あなたはいきません。
はい。
これも呪術です。
☆今日のチビくぅ
一昨日は黒豆柴のつむぎちゃんと
月にいたんにぴょんぴょんしたの〜♪
昨日はイタグレねえたんに
ぴょんぴょんしたの〜♪
すっごいすっごい楽しいの〜♪
だから怖い怖いと怯えながらも幽霊目撃談が
後を断たないのです。














