☆シャーの
世界にようこそ•́ ‿ ,•̀






歩けません。
外に出られません。
私が外へ出るほとんどは
くぅくが一緒でした。
玄関に行こうと
思っただけで号泣です。












私は販売職気質で愛想はいいものの
ハンパな付き合いはしないという性格です。
庭仕事で通りかかるご近所さんに会ったとしても
挨拶して一言二言交わして終わりです。
がっ!
くぅくは私に似ず人好きで
ほとんどの人にはシッポ振って
愛想を振りまきすり寄ります。
ワンコ好きはデレデレニコニコだし
普通の人でもくぅくに笑顔を返します。
そうなれば
くぅくを真ん中に立ち話になり
くぅくがナンパした人は数しれません。














私が寝たきりの頃に
隣家の奥さんや友だちが
散歩してくれたこともあって
私と歩いていても全く知らない家族連れに
「くぅちゃんだぁ♪」
と手を振られたり声をかけてもらったり
どのワンコもそうかもしれませんが
本当に可愛がっていただきました。
ありがとうございますm(_ _)m
散歩に出てご贔屓さんに会えない時など
誰か来ないかなぁとキョロキョロ
人待ちをしていたくらいのくぅくでした。
ですからくぅくがたらし込んだ人を
見ただけで私はなおも号泣しますから
危なくてとても外に出られません。














もともと人付き合いが悪く
中高の同級生7人を筆頭にして
最新が20年の付き合いのマネキン仲間と
いうほど友だちは代りませんでした。
神経質ですから
親も生い立ちも家庭環境も人間関係も
熟知している友だちが楽ですからね。
よほどのことをしでかさない限り
友だちをかえることはないですよね?
という状況ですから
くぅくを連れてブイブイ闊歩し
近所の年配者は別世界の人たちで
近所付き合いとかワンコ付き合いとか
一段離れたものと思っていました。
基本これ↓で占い師でしたから。














それが重度脳梗塞とステージ4咽頭がん
4ヶ月の入院後に車椅子で退院して
帰って来ても寝たきり状態ですからね。
落ちぶれた感
満載ですし生きたい気持ち皆無だし
外に出られたとしても
惨めな姿晒し
顔見知りに見られたくはありませんよ。
通院は介護タクシーが玄関前から車椅子で
病院内まで送迎してくれましたし
病院到着からは友だちが介助してくれました。
だからひとりで杖にしがみついて
ヨタヨタ這いずる姿など
誰にも見せたくありません。
憐れまられる
ことを潔しと思える性分ではないので
障害者として生きていく気は
全くありませんでした。



















そんな
すべてを
祓ったのが
ククリヒメです。









フィルターかけました。





わかりますかね?











くぅく!
こっち!












すいません。
長くなりましたので
続きは次の機会にします。









「千祓いの祈願 千十五回」

とほかみ えみため

はらいたまへ きよめたまへ

憐れに見えるので憐れまられるのでしょうが
私自身もみっともないと
憐れんでいるからでしょう。
外界に出なければ憐れと評価はされません。
ひきこもりの気持ちのひとつでしょうね。