☆シャーの
世界にようこそm(_ _)m




「ご縁」というのは
出会った時にはわからないものです。
鼻がキレイにハゲたこのコが
こんなにかけがえのない存在になるとは
出会った時は全く思えませんでした。
雑種犬のポンと甲斐犬のフジを
若い頃に飼っていましたが
小型犬を飼うのは初めてでした。














私は7年前に
現在の家に引越して来ました。
狭い石階段を60段ほど登った上に
建っている築40年の古家でした。
生まれてからずっと
車の途切れることのない道路に面した
商業地区で暮らして来ましたから
この地は静か過ぎて怖いのなんの╮(╯_╰)╭
それで用心も兼ねてのワンコ探しでした。
本当は甲斐犬が飼いたかったのですが
なんせ1階はキッチン6畳和室6畳で
2階は12畳に8畳ですが
古い日本家屋で天井も低くて狭いです。
甲斐犬などの中型犬はムリっぽく
はっきりと購入は決めないまま
ペットショップ必ず覗いていました。








 




足繁く覗いていたペットショップで
狙っていた「世界一キャワユイ」
トイプーが売れてしまって
空になったケージの隣にいた
鼻ハゲのトイプー。
正直全く可愛くありませんでしたが
真菌症(水虫)持ちということで
買って連れて帰りました。
自転車の前カゴに箱を斜めに入れられて
ガタガタバシバシ揺らされ30分
やっと帰って箱から出すと喜んで喜んで
シッポを振りっぱなしで
シッポが壊れているんじゃないかと
思ったほどはしゃぎ回っていました。
まぁノミはごっちゃりいるわ
トイレは全く躾出来てないわで大変でした。








  
 
  

私が脳梗塞とステージ4咽頭がんで
4ヶ月の入院生活を終えて
退院後1年くらいは
ヘルパーさんが
週3日間1時間半来ていました。
主に入浴介助と食事調理でしたが
その間はなんとかキッチンのイスに
座っているもののヘルパーさんを見送ると
そのままバッタリとベッドに入っていました。
普通の人はわからないと思いますが
イスに座っているためには
かなり腹筋を使っているんです。
半身麻痺の体では長くは座っていられません。
くぅくは私がベッドに入いれば
ベッドの上に来ていましたがまだ3才です。
遊びたいさかりに1日寝てられはいません。






 




くぅくはもちろんヘルパーさんが
来たら大喜びではしゃぎます。
ヘルパーさんも可愛がってくれて
3回時間外の休み時間に
公園に散歩に連れて行ってくれました。
徐々にヘルパーさんが
帰った後もキッチンにいるようにして
少しでもくぅくと遊ぶようにして
起きている時間が増えていきました。
そのなかでスマホでアメブロを見始め
多くのみなさんと同じく
小林麻央さんのブログに夢中になり
自分も始めるにいたりました。















過去記事にも書いていますが
それまでの占いも
今と術法は全く変わりません。
お客さんの写真を鑑定して
現実的な占いをしますが
サービスで霊視することもありました。
お客さんは驚いて立ち上がったり
キャーキャー騒いだりして
まぁそれなりに
私も満足していましたが
ブログの反響はびっくりしました。












反響が大きく動いたのは
三浦春馬さんの霊視でした。
そりゃあひとりふたりに
キャーキャー騒がれるより
多くの方に見ていただいた方が
断然やりがいがあります。
やりがいがあると
どんどん磨かれていきます。
呪法は何ひとつ変わっていませんが
いつでも視れるネット画像を
使い始めて鑑定の精査が
格段に上達致しました。
ブログを応援して下さった
フォロワーさんのおかげです。
ありがとうございましたm(_ _)m
だけどすべての第一歩は
ベッドから引き摺り出してくれた
ちっこいトイプーくぅくです。











 

ブログを始めたのもくぅくのおかげです。
寝たきりの障害者を
棺桶から引きずり出し
公園を散歩出来るまでにしてくれたのは
ちっこいトイプーのくぅくです。
山道の端まで歩いてタンポポを探し
大木の根を避けてひ~ひ~言いながら
ドングリを拾うことで
脚の可動域が広くなったのは
楽しみに待っていてくれた
グーグーのおかげです。
くぅくが喜んでくれたから
グーグーが喜んでくれたから
命がけでもがんばって歩けたのです。
5年間公園に連れて行ってもらえました。
私の状態から言えば夢のような5年でした。















ブログで散歩の話ばかりしているので
想像しにくいでしょうが
杖歩行でもちゃんと歩けてはいません。
いまだに通院や買い物などで
ひとりで歩いている時は
ご親切な方に「大丈夫ですか?」と
声を掛けられるし
病院では「ひとりで来たの!」と
驚かれたりします。
もちろんタクシーの乗車拒否もあります。
乗り降りに時間かかりますし
転倒とかあったら大事ですからね。
docomo代理店やドンキは入店拒否です。
その程度には危なっかしい状態なんですよ。
そんな私が命がけで
毎日公園を散歩出来たのは
くぅくが引っ張ってくれたからです。
くぅくがいなければ
転んだら大怪我のリスクを背負ってまで
歩く勇気は神経質の私には全くありません。


   






転倒イコール即死なら却って嬉しく
全然良いんですけど
肩でも腕でも腹でも足でも
左半身に怪我したら生活出来ません。
即入院で3日寝込んだら
そのまま寝たきりになります。
寝たきり では個人の最大の
「死ぬ権利」を駆使することも出来ません。
麻痺というのは動かないだけでなくて
内側に丸まる麻痺足を
使って歩くのは本当に命がけなんです。
足底が地に着かず足の側面を
着いてしまうので歩くどころか
立ってもいられません。
よろけるとか崩れるとかの甘いものでなく
バタンと何の抵抗も出来ず倒れます。
以前転倒した記事を書きましたが
歩道で足が丸まり(転ぶ!)と思った瞬間に
車道の真ん中に放り出されたように
危険きまわりないのです。
だから大袈裟ではなく
くぅくに一歩一歩歩かせてもらいました。
独り者の年寄りで右側半身麻痺の
ステージ4のガンサバイバーは
普通程度にワンコの世話は出来ません。
くぅくはいろいろな役目を背負って
いっぱい不自由な我慢をして
盲導犬なみの苦労をしていたと思います。
どこのおうちのどんなワンコでも
大切なのは一緒ですが苦労かけすぎました。
私にとっては寄り添っていてくれた
3人の家族がいっぺんにいなくなって
しまったような感覚なのです。











でも
今は謝らないよ。
お礼も言わないよ。
早く還っておいでよ。
ずっと一緒だからね。








待っているからね。
  





くぅく!
ここ!



「千祓いの祈願 千十回」

とほかみ えみため

はらいたまへ きよめたまへ

縁は異なもの味なものと言いますが
本当にその通りです。
良い縁を結んだつもりでも思い通りにならず
ご縁と気付かずに袖触れ合うも他生の縁から
なにより大切なご縁になったりします。
「そんなのわからないじゃん?」
そう神のみぞ知るですからね。
ご参拝とお守りと祝詞ですよ~♪