くぅくにあたたかいお言葉
ありがとうございます。
こちらでお礼を言わせていただきます。
すいませんm(_ _)m
あなたのいない世界
カーテンの向こう
外が明るくなる
朝か?
不思議だ
こんなに悲しいのに
こんなに寂しいのに
朝がきて
太陽が輝いている
目はつぶれ息も苦しく
世界は
暗闇になると思ったのに
太陽が輝いている
心がガチガチに凍って
フリーズしているのに
太陽が輝いている
私の悲しみなど
世界に微かな影すら
つくりはしない
ここは私の生きたい
世界じゃない
あなたがいない世界で
生きていきたくはない
どうして起きて
どうして
動けばいいのかすら
わからない
それなのに
世界はここひとつだけと
太陽が輝いている
あなたは太陽が大好きだ
あなたを心に連れて
太陽の輝きの中に入る
あたたかいね
あなたが
大好きなあたたかさだ
嫌でも
太陽が凍った心を
とかしていく
生きていくしかない
いつか
あなたに会うために
出掛けに洗いかけた鍋
今でもそのままだ。
洗いかけなくても洗ったとしても
結果は変わらないのはわかっている。
運命というのは隙がない。
だけどわかりたくないから
足掻く足掻く足掻く足掻く足掻く
あの時あの時あの時
何度も頭の中で繰り返す。
あの時ああしていたらと。
溺れかけている悲しみの海で
バシャバシャと足掻いて
足掻き疲れて眠るまで
あの時あの時と呟き続ける。
そのうちに海に波がおき
少しずつ進めるだろう。
くぅくには不動明王がついているから
お守りも付けていなかった。
くぅくの寿命は7年ぼっちか?
私は眠れない起きられない。
食べられないお腹が空かない。
だいいち
起きる必要もないから眠る必要もない。
歩く必要もないから食べる必要もない。
くぅくがいなければ生活がない。
たとえくぅくがあと20年生きても
私は同じ喪失感を感じただろう。
老年になったら感情は抑えられると
思っていたが小学生の時に
にゃんこに死なれた大泣きと
少しも変わらない。
半身麻痺で寝たきりの私を
玄関に門に家の前の路地にと
一歩一歩連れ出してくれた。
私は必死でズリズリ歩いているので
くぅくの様子は見ていないが
私たちを通りがかりの人が見て
「ずっと飼主さんを
見あげて歩いているよ。」
と何人にも言われ天才犬だの
忠犬だのという人もいた。
くぅくは私の最高のリハビリの先生だった。
とうとう公園まで歩けるようになった。
5年もくぅくは私の介護をしてくれた。
くぅくがいないと
ばぁばは
寝たきりになっちゃうよ。
今まで通りに
くぅくは私の横にいる。
くぅくは即死でも
「くぅく!」と叫んだら
シッポを振った。
シッポを降って私の前に
走って来た。
くぅくの魂は私といる。
私はそれを示していく。
くぅくの依代が欲しい。
私が半身麻痺で動けないので
走るくぅくを追うことは出来ない。
だから足元を指して
「くぅく!ここ!」と言うと
怒られる時でもくぅくはちゃんと来る。
だから今でも言う!
次回詳しく書きます。
くぅく!
ここ!
流れを堰き止めることになるからね。
運勢の流れも涙も堰き止めちゃだめ。
澱ませたら動けなくなりますよ。
この7年間くぅくに
外に引っ張り出してもらっていた。
くぅくがいない世界で
私は一歩も外へ出ていない。










