こんばんは!




どうしてだろう

何を間違えたんだろう

私はいつも

一生懸命生きていたのに










どこで間違えたんだろう

どうして

どうして











くやしいよ

悲しいよ










くやしい










悲しい









さびしいよ











はなちゃん




はなちゃん



はなちゃーん















まだ
気がついてくれないんだ
もうぼくいっぱーーーーーい
呼んでいるンだよ
だけどはなちゃんは
ぼくが見えないんだよ
「闇に落ちている」んだって
かみのじいちゃんが言ってたよ











わかりますか?












ぼくね
はなちゃんがこの世界を出ていく時に
ひとりきりで暗いところで
ずっと泣いてんだ
それを聞いたらぼくさぁ
ぼくの半分がはなちゃんから
離れられなくなっっちゃたんだ
そしたらかみのじいちゃんが
ヨリソッテあげるか?
って言ったんだ
ヨリソッテっておいしいものを
はなちゃんにあげるかって
ぼくははなちゃんに何でもあげるよ
でもヨリソッテを持ってないんだ












そしたらかみのじいちゃんが
はなちゃんの隣にいてあげられるか
はなちゃんがお前に気付くまで
辛くても何年も何十年も
ひとりきりで待ち続けることが
できるか?
って言ったんだよ
ずっとお留守番みたいかなぁ



















でも
ひとりじゃないよ
ぼくに気が付かなくても
はなちゃんがいるじゃん
だから大丈夫だよ
大好きなはなちゃんいるもん














はなちゃんを
ひとりぼっちにはできないよ
はなちゃん泣いてばかりだから
ぼくずっとはなちゃんを呼ぶンだよ
はなちゃんはなちゃんって
ぼくにははなちゃんにもらった
毬があるからさみしくないよ
ひとりで遊んでいられるよ
だっていつか絶対に笑ってくれるもん
いつか絶対に気がついてくれるもん
待っていられるよ














はなちゃんが
ぼくに気付いてくれて
笑って毬を投げてくれたら
ぼくははなちゃんと
歩いて逝くんだよ。
かみのじいちゃんとこへ











「千祓の祈願 七百八十五回」

とほかみ えみため

はらいたまえ きよめたまえ

ワンコでもにゃんこでも人間よりも神に近いです。
人間は「欲望」が多すぎて見えないのです。
人間以外の魂は生きるのに
必要なモノしか持ちませんからね。
人間は欲張り過ぎて動けなくなり視えなくなった。