わかりますかぁ～？
こんばんは！
いよいよ家の中を見ようと
玄関の引き戸を引いたとたんに
一番後ろにいた同行の友人が
玄関の中を見て
「キャー！」
と叫びました。
驚いて私と営業マンは
パッと最後尾の彼女を振り向きました。
何があったのかと思って見ると
この友人とは１０年以上は
こまめに付き合っていたけど
初めて見るキラキラ瞳と
キラキラ笑顔をしていました。
「キャー！
ステキ！」
なんだぁ～┐(´∀｀)┌
私と営業マンは顔を戻し
玄関内を見ました。
内装はあまりリフォームをしてないようで
必要最低限の壁や襖障子の
張り替えくらいらしく
建具等は古いままです。
やべぇ……
すごく……
すごくいい感じです。
丸い明かり取りの障子があったり
欄間は見事な彫りの物だし
昭和初期の鹿鳴館時代を想像して
確かに友人が叫んだように
チョー「すてき」でした。
この家が１？００万円？
リフォーム費用価格としか思えません。
問題は１部屋１部屋が広いこと。
小さくて８畳であとは１０畳１２畳です。
古民家なので隙間だらけで
長い縁側の庭側は昔のままの
木製の雨戸と木製のガラス戸で
レトロマニアにはたまりませんが
光熱費が幾らかかるのか予想もつきません。
絶対暖まらないし冷えないよね？
だけどそんなことでは諦めません！
即決出来ない要因は
いくらなんでも土地が広すぎます。
そしてこれが一番の問題だけど
やっぱり特定されると
困るので言えません。
ただ家族が多ければ喜ぶ人も多いはずの
〃オマケ〃がついていて
それが本当に難点でした。
あっ妖しいものではありません。
巨大な倉庫みたいなものです。
２階建ての………洋館？創庫？
こちらは購入者が自由にリフォームして
ということでノーリフォームです。
ひとりで家二軒の維持管理は
さすがに考えられません。
こんな話をしていると妖しいものは
なかったように思うでしょう？
いえいえもちろんというか
ちゃんと「居ました」ね。
居ましたけどそれは問題ありません。
⬇この和室が一番ひどくてこんなでした。
壁が薄茶けて見えますが実際は
リフォーム後なのでこんなではないです。
まぁ隙間ないほどいっぱいです。
⬇これがオーブと言われる魂だと
私は思っています。
拡大するとまん丸く内に魂姿が視えます。
ここまではっきりしていると
「オーブー魂」以外のものとして
説明するのは難しいと思います。
ホコリに光が反射？┐(´∀｀)┌ふっ！
⬇
古民家なので
建ってから１００年経過しています。
いろいろあって当たり前です。
何十人の方が亡くなって
いるでしょうから
何もない方が気持ち悪いです。
多少のことは想定内でした。
でもこの低い襖付の棚が厄介です。
この家を建てた当主が陣取っています。
わかりますかね？
このじい様。
この時は顔をあげてこちらを見ています。
素人のボンボン当主がおだてられて
なにやら大麻の栽培？とかの事業に
手を出して大失敗して破産
周辺は見渡す限り当主の土地で
親族が当主の家を囲むように
暮らしていましたが
徐々に土地を切り売りしていき
ひとり去りふたり去りと
大没落したのです。
（私の霊媒ですから
裏付けなしで証拠もない(T^T)）
家を手放したことを
いまだに悔やんでます。
あんなに低い棚ですが
視えるのは普通の小柄な老人が
あぐらを組んで座り頭が足に
くっつくほど項垂れています。
全く男って
ヤツは！！
しくじって百年近く経っているのに
まーーーだ
項垂れているんですかぁ？
いいかげんにしたらどうですかぁ？
いい気になってやっちゃったんだから
しょうがないじゃないですかぁ～？
怨むとか呪うとかで
残っているならとにかく
後悔で死にきれないとは情けないです。
尻を蹴飛ばしてやりたいです。
女はね、いさぎよいんですよ。
生きていたら「うつ病」と
診断されたでしょうね。
だから住人に祟るようなことは
ありませんが何かのきっかけに
シンクロしてしまうと
同じように後悔ばかりして
項垂れて生きてしまうことになります。
ある意味最も恐ろしいかもしれません。
あっこの古民家には
座敷わらしというのか
小さい男の子もいました。
当主のじいさんが怖くて
出て来られないみたいでした。
この家欲しかったなぁ(T^T)
本当に欲しかったです！
家を選ぶ時は
気を付けて下さいね❗
「千祓の祈願 五百二十八回」
とほかみ えみため
はらいたまえ きよめたまえ
「我が人生に悔いなし」と言える人は
ほんの一握りでたいていの人は
少なからず悔いることはあると思います。
でも旅立ちを足止めするような悔いを
残しちゃダメですよ！
旅立てなくなりますよ～！