絶対に人が住んでは
いけない場所があります。
うっかり入ってしまうと
2度と出られません。





こんばんは!




30年以上前の話ですが
私は当時はただのイケイケねぇちゃんで
占いや霊媒になんの興味もない頃です。
駅行きのバスの中で女子高時代の
同級生の優子にバッタリ会いました。
卒業式以来会っていませんでした。






キャー久しぶり~!







向こうから声を
かけてくれて声を聞いたから
優子だとわかったものの
そうでなかったら目の前に
立ってもわからなかったと思います。







優子はもともと小柄で
痩せていましたが
その時は骨が浮き出るほどガリガリで
顔色も青白く死人のようでした。







へへへへっ~♪






だけど薄ら笑いを
浮かべて
気分は良さそうです。




私「どこへ行くの?」

優「商工会議所。」

私「なんで?」

優「私の家が火事で全焼しちゃて
珠算の免状を再発行してもらうの。
でも2回目なんだ全焼。
うふふっ。」



聞き間違いかと思って
2度も説明してもらいました。
3年前にも全焼したんだそうです。
その時も様々な免状を
再発行してもらったそうです。
私たちは中高一貫の商業校でした。


私「お父さんやお母さんは
大丈夫だったの?」

「火事では無事だったけど
ふたりとも入院しているの。」

私「なんで??」

優「良くわからないの。
原因不明と言われているのよ。
私も退院したばかりだけど
また入院することになっているの。」

私「なんで?」

優「良くわからないの。」





それってさぁ、
すごいヤバイじゃない?








スゲーヤバイっす!







という言葉が私の顔に
そのまま書いてあったんだと
思います。





優「靈能者にも視てもらったの。
本を出しているような人をふたり。
本を買って連絡して。
ふたりとも引越した方が良いって
いうんだ~!」







そりゃそうでしょう。
素人だって
そう思います。







優「そうしたかったんだけど
みんな入院しちゃたりして。」




そのままそこに住んでるという。





「なんで?‼」


その頃は霊感もなかったのか
なんにもわかりませんでした。
だけどどう考えても家が良くない
と誰でも思うだろうと思いましたが
若いから自分のことでいっぱいいっぱいで
友達にかまっている暇もなかったです。





「私も早く引越した
方が良いと思うよ!」




と言って逃げるように別れたけど
どうしているのでしょう?
優子 元気ですか?







今ならわかります。
絶対に人が住んでは
いけない場所があります。
その区域だけ異界なのです。
人間は生きられません。



うっかり
入ってしまうと
出られません。




囚われてしまうのです。






あなたの家は大丈夫ですか?
これはホコリじゃないですよ~!
雑多な魂くずれです。

家を探している時に内見した家。
恐ろしいことに私はこの築百年の古民家に
囚われてもう少しで買うところでした。
信じられないくらいの
激安物件んだったんですよね~!





「千祓の祈願 四百九十二回」

とほかみ えみため
はらいたまえ きよめたまえ

「朝までひらめを追いかけていたのんちゃん」
どうしてこんなことに、と私でさえ呆然と
してしまうことに信じられない思いでしょう。
なんでなんでなんで?
いまだに私は呆然としています。
のんちゃんも呆然だよね?
のんちゃんは今もひらめを追いかけているよ。
のんちゃん悲しいよ❗