こんばんは!
以前「消えるよ」という記事を書いて
続編というか後日談を記事にしました。
その「消えるよ」を再編しようと試みて
探したのですが見付からないのです(T_T)
それこそ「消えるよ」ですかね?
もう一度書いてみます。
私は過去のこととはいえ
お客さんの話をさせてもらっているので
大筋は変えないものの多少の調整はして
出来る限り個人情報を守っています。
だから書き直すと大筋以外の話は
変わってしまうと思います。
申し訳ございませんm(_ _)m
占い処という店を開いて
占い師をやっていた頃の話です。
お得意さんの三村さんが来ました。
30才半ばの三村さんの相談は
ほとんど娘さんたちのことで
たまーに姑のことと旦那のことで
一度だけ実父母がありました。
旦那さんはセレブ一族で
弟さんが2人いらっしゃいました。
まぁ彼女もセレブ家ですかね?
三村さんはそのセレブ旦那華麗な一族の
弟さんたちの嫁さんと仲良くないのです。
まぁあたりまえなんですけど
気が合って友だちになるのとは違い
好き嫌いは言えない関係ですからね。
いつものように
娘さんの相談を終えた後
コーヒーを飲みながら雑談していました。
最近旦那一族の集まりがあったらしく
一族それぞれに配るために
写真を持っているので
「見て下さいよ~!」と出して来ました。
この場合普通の知人に見せる感じで
出して来たので私も軽く目をやりました。
「この人消えるよ。」
セレブ一族が勢揃いしている
集合写真の中でひとりだけ
別次元にいるようなのです。
三村さんの特に不仲の嫁さんです。
三村さんは目をキラキラさせて
「え~🎵離婚ですかぁ🎵」
とやけに喜んでいるが一見しただけで
そこまではわかりません。
三村さんの喜びぶりに
ちょっとムカついたので
「そこまではわからないけど
本気で知りたいの?
だったら鑑定を依頼してくれる?」
とキレたらあわてて帰りました。
三村さんが数ヵ月後に占いに来たとき
やはり鑑定後のコーヒータイムに
三村さんが
「先生!
お嫁さん離婚どころか
オメデタになりましたよぉー!」
とふくれて言いました。
私は自信満々の天狗の頃ですから
あれ?とは思ったものの
外すわけないので
「これからなんじゃない?」
とか適当に答えてましたが
外れるわけがないですから!!
でやはり数ヵ月後に来たとき
「産まれ
ちゃいましたよ~!」
と思いっきり不貞腐れて言いました。
それでも私は揺らぎませんから
これからなんじゃない?と
同じに答えるしかありません。
そんなに気になるなら
占いすれば良いのにと思うのですが
はっきり悪い結果を言われると
どうしようと悩んでしまうので
占う気はサラサラないようでした。
私も会ったこともない人の鑑定を
する気もないので放置していました。
それからまもなく三村さんが来ました。
「先生!
彼女
死にました!」
へっ?








