こんばんは!
私の昔の職場の
アルバイト仲間の話です。
仲間と言っても仲は良くないですね。
1才年下で26才くらいでしたか?
ピョン子(ちょっとずれているド天然)
と呼びます。
この頃私は「にいこ」という
世界一可愛いキジトラ猫を飼い始め
ひさびさのにゃんこにもうメロメロで
なめるように可愛がっていて
にいこの写真を撮っては
職場のみんなに見てもらっていました。
当時は「インスタグラム」なんて
想像も出来なかったし
もちろんブログなんて言葉も
無い頃のことですから
いくら可愛い写真が撮れても
雑誌の読者のコーナーに投稿するか
職場でみんなに見てもらうことが
せいぜいでした。
もちろんカメラで撮って
プリントしていた時代の頃の話です。
ピョン子は少し変わっていたので
私は距離をおいていました。
仲良くしている職場の人たちに
にいこの写真を見てもらっていた時に
通りかかったピョン子が
写真を覗き込みました。
「ナニ猫?」と聞くので
「キジトラ猫。」と答えると
「なんだぁ
駄猫かぁ!」
と言ったのです(@ ̄□ ̄@;)!!
駄猫って
なによー!!
(ヾ(≧皿≦メ)ノ)
せめて「雑種」か「野良猫」でしょ!
それでもムカツクのに
駄猫ですってー(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
ふざけんなよー!って
チョーむかつく人でした。
悪気は欠片もなくそういうことを
平気で言い放つ人でした。
だから親しくする人はいません。
ある日の昼休みに外食から戻ると
珍しくピョン子の回りに
人が集まって賑やかになっていました。
私は関わりたくないので通りすぎ
自分の席に戻りましたが
耳は全神経をピョン子に向けます。
職場の若い男性が
「すごいよ!その通りだよ!
なんでわかるの?」
とすっとんきょうな声をあげました。
「じゃオレの家はどう?」
「すごいよ~!ピョン子さん!」
どうやら職場の男性の家の様子を
次々当てているらしいのです。
7~8人の男性に囲まれて
「すごいすごい」と騒がれて
すっかり上機嫌のピョン子は
乗りにのっていたのか
笑っていられないほど
微にいり細にいり語りだし
とっくに回りは固まっているのに
全く気付かないピョン子です。
「玄関を入ると
茶色の木目のベニヤの壁」
「2メートルの廊下
突き当たりが6畳の和室」
「緑の砂壁」
本当に見て来たとしか思えない描写です。
離れて聞いていてもゾッとしました。
固まってしまった囲んでいた男性の中でも
家を視られた人は顔色を失っていました。
昼休みもとっくに終わっていたので
話が途切れたタイミングで
みんな離れていきました。
それからピョン子のいないところで
男性たちはこそこそと陰口のように
「気持ち悪いよ!」
「恐いよ!」
「もうそばに寄るのも嫌だ!」
と顔を歪ませて言い合っていました。
どろぼう業以外の
なんの役に立つのかわかりませんが
たしかにすごい能力だから
多分好かれている人なら次々と人が集まり
けっこうマスコミなんかに騒がれたり
するんでしょうがピョン子みたいなのだと
気持ち悪いと言われて
能力は闇に消えていきました。
まぁ
本当に使い道のわからない能力ですが
今でも思い出すと全身ぞくぞくします。
表には出てこないけど
この世にはいろいろな能力を持った人が
存在しているとこの時から
私は思っています。
「千祓の祈願 三百九十九回」
とほかみ えみため
はらいたまえ きよめたまえ
おおつべにおるおおふねを
へときはなちともときはなちて
おおうなばらにおしはなつことのごとく~
はらいたまえ きよめたまえ







