令和弐年
明けまして
おめでとうございます!
今年もよろしく
お願い致します。









12月末日
全然調えられませんでしたが
心意気だけは十分の
大祓をさせていただきました。
























本来の大祓は……と言っても
私は神職の学校で学んだわけでもなく
神社で修行をしたわけでもないので
本来というのが正しいかどうかは
わかりません。





私の大祓は一月前くらいに
人形(ひとがた)を作ります。
祓うべき人々に渡します。
悪いモノを移してもらい受け取ります。
七日前に「祓い幣」を作ります。
早く作ると大祓までに穢れが
ついてしまう恐れがあるからです。






そして普通に考えられることを
やらせていただきます。
何かお願いをする際には
手土産を持って伺うのが当たり前ですから
手土産ー奉納品を捧げます。
当日に奉納するものを用意します。
真鯛、海老、アワビのうち買えるもの。
果物、野菜の新鮮なもの。
清酒、米、昆布、スルメなど乾物。
こうして並べ立てると豪勢だけど
大祓の度に集めて
奉納できるわけではなく
このうちのいくつかですね。
個人ですからささやかなものです。






私の場合は大祓は
一番静寂と透明感のある未明に行います。
祓う人間が穢れていてはいけないので
身を清め(禊ーみそぎ)ます。
普通にシャワーを浴びて塩湯をします。
大祓を始めた時は倉庫のようなところに
神棚が祀られていました。
神事用の服を着るのですが
これがザックリとした荒い綿の上下服で
ほとんど肌につかず裸のようでした。






夏越はともかく歳越は寒くて寒くて
歯がガチガチして足指の先まで
ブルブルと震えて動きにくく
準備によけいに時間がかかって
冷えきってしまうという悪循環でした。
準備が終ると速攻部屋に戻りダウンコートを
着てストーブを抱え込んでいました。
冷えきると温かい飲物など飲めません。
だいたい温かいカップなど
痛くて持てません。






それがねぇー
祝詞を唱え始めると
ピタっと止まるだなこれが。
朗々と祝詞を唱えられる。





信じなくて良いですよ。
私も唱えながら







うそぉ~!






と思っていましたから
信じられなくて当たり前です。
でも本当なんです。






そして正座にて御挨拶を
させていただきます。(今出来ない)
大祓詞を家族ごとグループごとに唱え
幣でおひとりおひとりの人形を
読み上げ幣でバサッバサッと祓います。
全員のお祓いを終えていただいたら
奉納品と人形を捧げ持ち
川へ向かい流させていただいたら
大祓の終了となります。






今はまだ全然出来ません。
でも今これまでで一番祈りたいです。
悪いモノを祓いたいのです。
何もなくても
人形さえなくても
神さまの御力は感じました。
病と闘っているみなさん
闘っている人を支えているみなさん
ちゃんと最強の大祓を終えました。
ちゃんとおひとりおひとりを
唱え祓いましたよ!






良い年に
なります
ように
祈ります。



「千祓の祈願 三百五十一回」

とほかみ えみため
はらいたまえ きよめたまえ

今年1年があなたにとってこれまでよりも
幸せな365日になりますように
悲しいことよりもいっぱいの楽しいことが
ありますように祈願致します。