過去記事ですが
短く纏めるために省いたり
多少話を変えていたのを
事実に近く書き直しました。



こんばんは!




「ひっ!」





ぶわっと全身が粟立ちます。













築年数は50年以上の古い和室で
腰高の窓が東側と南側にありました。
その窓の上の壁がまだらに黒いのです。
私はまず総毛立って
その後に何故総毛立ったのかを考えます。
全身がバクバクと打っている中で
じっくり視ていきます。













繊維壁っていうんですかね?
その壁にびっしりと黒いカビが
はえているのです。
どうしてこんな……
東側は一間半の広さがあり
そこから入って来た風は廊下を通り
四畳半の西側の窓に抜けて行きます。














ザワザワ ザワザワ
うなじがいつまでも騒いでいます。

私「カビているじゃん!」

嫁「えー?そうなの~?」

本当にわからないバカ(失礼!)なのか
悪いモノに騙されているのか
この時の私はわかりませんでした。
2~3年前のご主人の葬儀の際に
列席する親類たちの礼服を着付けるために
この部屋に入った時は
何でもなかったと思います。







イメージなんですかね?
カビから何か悪いモノが出て来て
部屋中を蠢いているように感じます。
イヤ
でも現実的に
カビから胞子が出て飛び回って
いるはずです。













私「こんな状態だと
体壊すよ!」




嫁「だから最近咳き込むのかしら。」





私「これ見て
娘たちは何も言わないの?」





嫁「気が付いてないと思うわよ。」





ザワザワ ザワザワ



壁いっぱいのカビ
それを何とも思わない親子。
私はここから逃げ出したいと思いました。
なにより今はこの嫁さんが怖い……
気持ち悪くてしょうがないのです。





私「とにかく
少しお金かかっても
このカビ取らなきゃダメ!
下手すると死んじゃうよ!」




嫁「えー本当?
じゃ明日すぐに左官屋さんに
頼んでみるわ。」





素直は素直なんですよ。( ´Д`)=3
私は仕事を始めてませんが
様々なことを言い当てていましたので
周囲の人間は私の意見を聞きました。






カビ問題は「良し」として
ザワザワが消えないのだから
何かあるはずなんですけどわかりません。















廊下に置いてある
小ぶりの古いお茶箱とごみ袋に
目が行きました。






「アレなに?」






嫁「ああ
おばあちゃんの荷物。」













胸がぎゅっと詰まりました。
何か部屋が変わった気がしていたのですが
わかりました。
おばあちゃんのタンスや化粧タンス
ドレッサーなどが無くなっていたのです。
ごみ袋の中はおばあちゃんの服です。
きれいにたたんだまま
ごみ袋に詰めてありました。







嫁「全部捨てるわけに
いかないからね。」




私「こんな風に取っとくなら
捨てた方がいいよ。」



嫁「そう?
シャーマンがそう言うなら
捨てるわ。」


渡りに舟とばかりに
喜んで捨てることにしたみたいです。
私はその頃使っていたオモチャのような
カメラを持って行っていたので
「おばあちゃんの全財産」を
撮って帰りました。





うちに帰ってモヤモヤしながらも
撮って来た画像をパソコンに
取り込んで見ていると…
おばあちゃんのごみ袋の写真で
凍りつきました。










ありえない
じゃん……







「千祓の祈願 三百二十七回」

とほかみ えみため
はらいたまえ きよめたまえ

。・゜゜(ノД`)時間ない!書けない!
すいませんm(_ _)m