こんにちは!
占い処をやっていた時の話です。
一回り以上年下の彼氏と
2年同棲していたんだけど
最近別れてしまい
これからが不安という40才代の
女性が今回のお客さんです。
うちにいらしたのは
暑さが始まった初夏だったのですが
首にきっちりスカーフを
巻いていました。
ぐるぐる巻きっぽいのです。
マキさんと呼びます。
マ「結婚も考えてはいたし
彼もプロポーズしてくれたのですけど
何故か決心がつかなくて………
好きだったのですけど
何故か別れてしまいました。」
私「ふーん、そうなんだぁ。」
スカーフが
気になって相談に身が入りません。
多分彼女を一目視たときから
彼女の首にぐるぐると巻かれた
スカーフに絡み付いているモノから
目が離せなくなっていたのです。
彼女は私の
まだ20年の付き合いの友人の友人です
占いを仕事にする以前から
私の逸話を聞いていたので
今回会うのをとても
楽しみにしていたそうです。
それでハイテンションなので
視にくいのです。
気持ちが高揚している人間は
光を放っているような状態なのです。
私「首、暑くないの?」
巻「いえ、いつも巻いているから。」
私「真夏も?」
マ「?·······そうですね?
巻かないで外に出ることは
ないかもしれません。」
なんでそんなことを聞くのか?
とマキさんは訝しげに
そうっと右手を首に巻き付けます。
そのマキさんの手にからむ薄い白い指……
うすいうすい儚い……指
「誰?」
私「あなたは誰なの?」
白い指は一瞬
ふっと笑ってからマキから離れました。
マキさんは表情を変えて驚いていました。
マ「…?…誰…って?
私…私はマキですけど。」
ふーん。
なるほどねー。
私「写真は持って来た?」
マ「それが………すいません。
用意していたのですけど
信じられないことに
忘れて来てしまいました。
本当にすいません。
写メならあります。」
私「写メはダメ!
何でもいいから持ってない?
免許証でも良いけど。」
写真なら視えるお客さんでも
写メでは視えないことが多いのです。
マキさんの場合は何がなんでも
「視せなければならない」ので
説明しやすい写真が必要なのです。
バックの中をガサガサやって
探していますが
何度も彼女の手がパスケースに
触れているのが見えます。
私「そのパスケースは?」
マ「これは社員証です。」
私「それ写真付きじゃないの?」
マ「そうですけど……
でもこれはあまり写りが良くないです。」
彼女はバックの奥に隠そうとします。
会社名も名前も聞いていたので
別段隠す理由はありません。
「かして!」
大きい声で威嚇して出させます。
マキさんが脅されて渋々出した
社員証を受け取って
私の鑑定の三種の神器の拡大鏡で
じっくりと視ます。
ホラやっぱりね。
私「ここ見て、右肩の後。」
社員証をテーブルの上に置き
マキに拡大鏡を渡して
ソノヒトを指差しました。
マ「えー?
どこですかー?
·····!
キャー!
おばさん!!!」
私「わかった?
この人は首吊り自殺でしょ?
あなた憑かれているよ。」
これでつかみはOKです。
彼女は私の前で丸裸です。
いっぱい正直に話してくれるでしょう。
イメージと思ってくれて良いです。
あなたは私の鑑定を
受けたことがないのですから……
ただ当事者にはわかります。
特に憑かれている人は
はっきりと見えることが多いです。
彼女の叔母様は30代で首を吊って
自殺していました。
彼女は2重のようにぶれて見えました。
それで「あなたは誰?」と聞いたのです。
もうひとりの彼女「おばさん」は
ふっと笑って消えました。
マキが私に写真を見せるのを
邪魔したのもおばさんです。
いつもスカーフを巻くように
仕向けているのもおばさんです。
マキは社員証の写真を凝視し
固まってしまいました。
微塵も思ったことのないことが発覚して
しかも自分の目で視てしまい
こんなことがこの世にあるのだと
思い知らされ蒼白でした。
う~ん占い師冥利につきます。
さすがに社員証はもらえないので
この件の写真もありません。
私「とにかく
すぐにスカーフを取って。」
言い終わる前に取ってました。
「じゃあ本題に入るね。
はい、お仕事お仕事!
占い始めますよー。
邪魔していたおばさんが消えれば
あなたの気持ちが変わるよ。
本当の自分の考えで生きられる。
おばさんの供養の仕方は……」
彼女は疲れきってボーゼンと
していましたが
私は私の仕事を続けました。
あなたの行動は本当に
あなたが決めていることですか?
「千祓の祈願 二百回」
腫瘍撲滅祈願二
とほかみ えみため
はらいたまえ きよめたまえ
ないので、あくまでブロガーさんたちが数値を
見て「嬉しい!」と思う様を祈願しております。
人間もわんこにゃんこも同じでしょ。
という気持ちは重々わかりますが
神道ではやはり人間とは並びません。
神さまの前では人間以外は
どんなに立派な魂でも一歩退いて祈願します。
あめちゃん。
にいこと同じキジトラ。
にいこの時は泣いてばかりで何も出来なかった。
にいこのぶんも元気に生きて!
あめちゃんの完治祈ります!







