こんにちは!
今回は「呪われた石」の
その後の話です。
ざっとお話しますと
お客さんの妹さんが会社でいじめにあい
精神的に参ってしまいました。
私が石原さんから聞かされた話では
同僚たちが面と向かって皮肉や当て付けを
聞こえるようにわざと蔭では批判悪口とかを
散々言っていたそうです。
まぁ典型的なイジメですよね。
私が視たところ
ちょっとトロ臭くて
素直すぎて天然になっていたり
いじめられる要素は(いっぱい)あるものの
人生破壊を起こすほどではありません。
やっぱり
職場に「因縁の天敵」が
いたんだとしか思えません。
運が悪い…の一言で片づけると
あまりに妹さんが可哀想なんですが
そうだから仕方がありません。
運が悪かったのです。
妹さんも会社に行きたくないと
泣いたりもしたんですが
父親が頑固で叱り飛ばして
行かせていせました。
そんなある日突然駅のホームで
自分がどこにいるのか
わからなくなりました。
何とか家族が向えに行って
病院に運び込むと石を握ってました。
友達3人で旅行の記念に
川原で拾ったものです。
石を拾ってはダメ!
という記事でした。
ちなみに
この時点で占いに来ていたら
何がなんでも会社を辞めさせていました。
絶対に父親が許すわけないので
それを重点に占っていったと思います。
仮病をさせるか独立させるかしても
辞めさせていましたね……絶対に!
病院から退院して来てからも年中
入退院を繰り返していました。
私が石原さんに病名を聞いても
濁されてばかりでした。
「病名は何?」
「対人恐怖症です。」
そんなわけないだろうが!
その後も「躁鬱病」とか言ったり
「神経症?」と言ったり
今でも本当の病名は知りません。
言いたくないものを
無理矢理言わす気はありません。
本当の病名がわかったところで
私に出来ることはもうありません。
石原さんも妹さんの話は
しなくなりました。
私が占いをやめて4年後
お客さんがどうしているのかは
知りませんでした。
お客さんも私の病気も入院も知りません。
ところが石原さんが
間に入っていた紹介者を通じて
「報告」があるので
どうしても会いたいと言って来ました。
けっこう頻繁に来ていたお客さん
だったので会うことにしました。
妹さんが亡くなったそうです。
私「えっなんで?
まだ50才くらいじゃないの?」
入院して治療しても
良くなることはなく病状は進みました。
治療と言っても山ほどの薬を
飲むことが主だったことでした。
自分はアラブの女王だと
思い込んでベットから飛び降りたりするので
拘束されたりして可哀想だったと泣きます。
治療を始めてから肥り続け
身長150cmぐらいで
80kgにもなりました。
その重量でベットから飛んだら
大ケガをする可能性があるので
拘束するのは仕方がないことでしょう。
どうして……
アラブの女王なんでしょう?
どうして飛べると
思ってしまったのでしょう?
そもそもアラブの女王は飛ぶのでしょうか?
占い師の悪い癖です。
何故そんなことになったのか
原因を追ってしまうのです。
ただ今さら原因を突き止めたところで
なんにもなーんにもなりません。
多感な年頃に見て
憧れた映画が「アラブの女王」
だったのでしょうか?
小説かマンガか何かか?
何の接点もないのに「アラブの女王」
だったらすごぐ興味がありますが
今となってはわかりません。
妹さんの霊に「聞けば?」と
思う人もいるでしょうが
私には掴まえられません。
やっと自由になった彼女を
どうして掴まえるのでしょうか?
もしかしたら故郷の
アラブに帰ったのでしょうか?
中学の頃から仲良しの3人が
ひとりひとつずつ河原の石ころを
旅行の記念に持ち帰りました。
「アラブの女王」になった妹さん。
もうひとり恵子さんは
旅行の後長く入院していて
「どうして私がこんなことに」
と泣いてばかりいるので
そのことも妹さんの精神に
良くなかったのではないかと
石原さんはますます泣きます。
恵子さんの病名も聞いたのですが
私の頭は「アラブの女王」で
いっぱいだったので覚えていません。
(確か白血病だったと思う)
妹さんと恵子さんは最悪です。
もうひとりのことも聞いたのですが
Tさんはなんかあまり
悪くなかったような気がします。
これは石原さんも知らないことなので
私の霊視による話になります。
Tさんは嫌な予感がして旅行の帰りに
海か川に石を捨てたのだと思います。
素人でも「勘の良い人」はいます。
大して考えないで行動しているのに
見事に災難を回避するのです。
けっこういます。
芸能界の人は多いですね。
何万分の1の確率の「☆席」を
勝ち取っているのですから
当たり前ですが。
また話が反れました。
そうしてひとりは難を逃れました。
仲良しの約束を守ろうとした
生真面目なふたりが
やられてしまいました。
同じ場所で拾ったのでしょうから
同じように悪いモノだったのでしょう。
河原で石を拾ってはいけません!
河原で石を
拾ってはいけません!
私は友達やお客さんに
しつこくしつこくしつこーく
言ってきました。
出来たら覚えておいて下さいね。
22~3才の頃から
入院退院を繰り返していて
それも悪かったのでしょう。
大量の薬も良くないとは思っても
どうにも出来なかったそうです。
「じゃ出てって下さい。」と
言われたらどうしようもありません。
石原さんは
たった1年の間に
父親と母親と妹さんの
家族を送ったそうです。
父親と母親は認知症でした。
20才も老けた顔で
石原さんがため息のように言いました。
「地獄を見ました。」
まぁそうでしょうね。
災難とはそういうものです。
石原さんの足は変な形に曲がっていました。
たったひとつの「石」が
これほどの災いをもたらすこともあります。
すべての石が悪いわけではありません。
ほとんどは無害です。
悪い石は一万個にひとつ以下かもしれません。
あなたが拾ったその石が
一万個にひとつの悪霊石だったら
どうしますか?
石を拾ってはいけません。
河原で石を拾っては
いけません!!!!
もしも拾ってしまったら祓い清めて下さい。
みなさんが目一杯幸せに
生きられますように祈願致します。





