このブログは17年11月4日
のブログに少し書き足したブログです。
更新できないので
以前のブログを載せていきます。
私は能天気に「半年の壁」を
知りませんでした。
3月末に退院して5月末くらいまでは
退院した時のまま歩けない座れない
と状況は変わりませんでした。
こんなはずではない。
とは思うものの寝てばかり。
退院した時からヘルパーさんが
来てくれていて
介助されていたこともあって
そんなに不自由もしてなかったし。
それに5分も立っていると
脇腹が痛くなり
30分も座っていると
脇腹が痛くなる。
とても歩けるようになる
とは思えませんでした。
玄関周りには
手すりを付けていただいたので
家の前までは行けました。
3歳のトイプードルを
飼っているので
家の前で遊ばせたりしてました。
ある日の夕方
家の前でトイプードルを
遊ばせていると
足元を小石のようなものが
転がっていきました。
そして2メートルほどの路地の
向こう側の下水構に
吸い込まれるように落ちました。
嫌な感じがする。
コロコロ転がる様が
小石にしては軽い気がします。
杖を使って歩いて行って
覗いてみると
小さな小さな雀のヒナが
こちらを見上げていました。
助けなくちゃ!
わき腹を押さえながら
家に戻り
警察(110)に電話しました。
こんな場合なので
「障害者」であることを前面に出して
涙ながらに説明しました。
警察はしぶしぶ
「じゃあ、一応見に行きます。」
と言ってくれましたが
いつ来るかわかりません。
座るところがないので
立って待っているしかありません。
仕方なく「限界に挑戦」
することになりました。
何しろ5分限度です。
それなのに10分経っても来ません。
わき腹はちぎれそうになっている。
帰って座って待とうかなと
下水構を覗くと
小さな真ん丸のヒナが見上げてくる。
家に戻っているうちに警察が来ても
私がいなければ
帰ってしまうかもしれない。
この下水構を離れるわけにはいきません。
もともと生き物は大好きですから
右手さえ動けば
何とか出来るのにと悔しさ百倍(T_T)
いや千倍m(。≧Д≦。)m
待つしかなくてもうすでに30分。
ところがやっと来た警官は
「この下水構の蓋は
業者じゃないと開けられないよ!」
この時間では業者も呼べないと言います。
やってもみないで
無理だから諦めろと言います。
「はい。」
とは言ったが諦める気など
サラサラありません。
家に戻って作戦を考える。
家から(健康なら)3分ほどの近所に
協力してくれそうな人がいる。
今の私にとっては果てしなく遠い。
がそれしかない。
わき腹は限界をとっくに越えている。
想像もしていなかった距離を
杖一本を(4本足)頼りに歩くのかぁ。
大げさじゃなく命懸けです。
しょうがない。
見ちゃったんだから
しょうがない。
行くしかない。
一歩一歩進む。
わき腹はとっくに
ちぎれているのだから、
痛いわけない。
痛いわけはない。
牛歩よりもずっと遅く
とほかみ えみため
はらいたまえ きよめたまえと
唱えながら歩きました。
転ぶ勢いを抑えることができないので
片麻痺の人は棒倒しのように
倒れるので骨折してしまうことが
多いのです。
おおげさでなく命懸け。
結果ヒナは助けられたのですが、
右手麻痺なので
エサを与えることが出来ません。
困って一か八かで
外に鳥かごごと吊るして置きました。
すぐに雀が来ました。
すごいです親って。
1日何度もエサを運んで
鳥かごごしに
口移しで食べさせてました。
私が鳥かごの近くによると
親戚も加わってか、
ちぃちぃと一斉に集中抗議を受けました。
ヒナが一人前になるまで
一月近く親雀は通ってました。
ヒナが一人前になって、
放してあげた時も
少しずつ飛んでこっちこっちと
いうようにぴったりくっついて
教えていました。
親ってすごい!
ちなみに野鳥を保護しては
いけないのは知っています。
でも飛べないヒナを外に出すことは
出来ませんでした。
申し訳ありませんでした。
