このブログは17年10月16日
のブログです。
更新できないので以前の
ブログを載せていきます。
「根治するには
手術しかありません。」
あまりのことに「笑うしかない」気分の
私に耳鼻咽喉科の先生が言います。
手術?
こんな状態なのに?
(右半身麻痺)
「ステージ4の末期だし。」
えっ、末期癌なの?
そうなんだ。
これは告知ってこと?
「あなたの場合、脳梗塞の治療で
血液サラサラの薬を服用しているけど、
手術の際はストップしなければならないので、
麻痺が増える可能性があります。」
これ以上?
右手はピクリとも動かず、
右足もほとんど動かない(ピクリとは動く)
口の麻痺でカタコトにしか
しゃべれないのに
これ以上?
「あっ、もういいです。
ホスピスに行かせて下さい。」
「いや、その中咽頭癌は
近いうちに破裂して中身がぐじゅぐじゅ
出て、臭いし辛いよ。
ホスピスに行くにしても
手術した方が良いですよ。」
いやいや、その手術が嫌だから、
ホスピス行くんじゃん。
脳に影響出て、判断力なくなったら、
どうするんだ?
「そういう場合は病院で面倒みます。」
……やっぱ、この先生、信用できない。
病院で面倒みるわけないじゃん。
信用できない。
だけど、医師に手術をすると言われて、
嫌と言えるのか?
「1日考えさせて下さい。」
と言ったって、看護師は手術を勧める。
友人達も「先生が言っているんだから」
もちろん、保証人の親族も。
「先生が言っているんだから。」
何言ってんの?
専門家だから?
医師は神か?
八百屋の専門家。
魚屋の専門家。
バックの専門家。
洋服の専門家。
専門家の言うことは絶対なのか?
違うじゃん?
とは思うが、動けない。
車椅子を押してもらわなければ
動けない。
しかも言いたいことも言えない。
聞きたいことも聞けない。
右手が動かないから筆談もできない。
手術?
