本日お雛様を片付けましたデレデレ



 





特別支援学校の中学部に通うニニの休日。
 
親が一緒に連れ出す用事がない限りは
ゲームやプライムビデオを見て過ごしています。
 
毎日友達付き合いで多忙なネネとは違って
知的障害のあるニニの休日は単調になりがちです。
 
中学生といえば、定型発達児であれば
友達と過ごすことが多くなっている時期。
 
ニニは、学校でクラスの友達と楽しい時間を過ごしているとは言え
放課後や休日に約束をして遊ぶという経験は
今のとろこは、一度もありません。
 
ニニが望むことがあればかなえてあげたいとは思いますが
いつかそんなことがあるかな~。
 
休日、ゲーム三昧になりがちではありますが
お雛様の片付けに誘うと一緒にやってくれたり

率先して外遊びやお手伝いもするので

私もあまり力まずに、

過ごせるようにはなりました。
 
 
 
 




 
 
ニニの休日。
 
単調なだけならまだしも
 
ニニが幼かった頃は
 
かなり憂鬱でした。
 
 
 
 



 
今より遥かに多かったパニック
 
今より遥かに取り扱いが難しかったニニ。
 
睡眠障害での寝不足もあって
 
常に私は
 
ギリギリのところ。
 
実はギリギリを少し超えていた。
 
虐待ギリギリ。








 
このままだとマズイ。
 
ニニも私もマズイ。
 
冷静でなんていられない。
 
とにかく一緒にいる時間を減らして
 
凌がなきゃ
 
本当にマズイ!

そう思っていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
そこで毎週末に利用していたのが行動援護という福祉サービスです。
 
行動援護とは、障害者のための外出支援・余暇支援。
 
 
行動援護での外出支援は、
家庭が希望したプランでの支援が基本ですが
我が家が利用している事業所では、
子供と支援員何組かのグループ行動でのプランを
事業所が、立ててくださっていたので
ほとんどお任せで、お願いをしていました。
 
興味の幅や経験を広げる意味でも
子供の好みに偏りすぎないほうがいいと思い
親からの外出先指定はしませんでした。
 
 
 
 
 
 
週末の朝、

送り出すときは


本当にホッとする瞬間でした。




 
 
 
優しくしてあげたいのに
優しくしてあげられない
 
そんな鬼母と離れて、
 
優しい支援員さん達と
笑顔で
楽しい時間を
 
どうか過ごしてきて欲しい。
 
本来なら親が教えるべきこと

与えるべきこと。
 
叱られてばかりでいいわけがない、

尊重され愛され

大切にされるべき存在であることを

 

見失わないよう

 

楽しい時間を過ごしてきて欲しいと

 

心から願っていました。
 


 

 
 


 





わたしは

余裕が

なくなっていたんです汗汗汗












そして、大正解!
 
行動援護のサービス!
 
ニニは毎週末をとても楽しみにするようになりました。

公園・買い物・外食・電車やバスでの外出
夏場には川遊びや市民プール!
登山に連れていってもらったときは
驚愕しました!
 
ニニが楽しんでいる時間に
私は幼かったネネとゆったりと過ごせて
親子ともに、ありがたすぎるサービスでした。
 
 
 
 
 




 
そんな有難すぎる行動援護ですが
 
帰宅すると、困ることがありました。
 
事業所にお迎えに行き
ニニを車に乗せて家に走りだしたとき・・・








 
ウシシイオンいく!




ウシシオモチャ買う!



 
キラキラ先生言ってた!




キラキラママが買うって!



 
と、言い始めたニニ。
 









一瞬、???滝汗でしたが

すぐに想像できました。








 
その日はイオンでオモチャ売り場に立ち寄った後フードコートで食事をしたとのことでした。
 
オモチャを買いたいと言ったニニに対して
 
おそらく

支援員さんが言った言葉。




 
照れ欲しくても今日は変えないよ
 
照れお母さんと来たときに言ってみたら?






 
悪意も何もない、ただただ、伝えた事実。
 
でも
 
当時のニニは耳で聞いた言葉をそのまま受け取ることが精一杯で
 
その支援員さんの発言の中に
 
買ってもらえるかどうかはわからないという前提が含まれていることなど
 
想像できるわけもなく
 
キラキラこれはお母さんに買ってもらうオモチャなんだ!
 
キラキラお母さんに言えば買ってもらえるんだ!
 
という解釈になったのだと思います。








 
ウシシイオンいく!オモチャ買う!
 
キラキラ先生言ってた!ママが買うって!






 
そんなふうに主張するニニに
 
会話の奥にある説明をしても

理解できるはずもなく
 
しかも、一度思い込んだことは絶対で
 
とくに自分に都合の悪い変更は受け入れられないニニ。
 
家に到着してイオンに行けないことがわかると
 
パニックはヒートアップムキーッムキーッムキーッ










 
今となっては、なつかしい思い出ですニヒヒ
 
 
 
 





 
 
私も行動援護従事者の資格を持っています。






 




当時ニニがお世話になった支援員さん達のように
 
買い物や外出の同行の仕事をすることもあります。
 
オモチャ売り場に限らず、買い物支援のときや

偶然通りがかった自販機の前では
 
ニニのパニックを思い出します。





 
買いたいおやつが予算オーバーだったり
買い物の予定がないタイミングで
自販機を通りがかったときなどに
 
ウインクこっちのお菓子は
後でママと買い物に行ったときに買ったら?
 
ウインクジュースは今は買えないからママと一緒に買ってね〜
 
など、

つい、言ってしまう支援員さんも多いです。





 
こんな、

何の気なしにした会話が
 
子供のパニックの

引き金になり得るなんて



 
私もニニのことがなかったら
 
わからなかったかもしれません。
 
ニニのことを交えてお伝えすると
 
キョロキョロ思いつかなかったです!
お願いありがとうございます!

と言ってくれる仕事の仲間。

ニニがいるから

仕事に活かせることが
 
たくさんありますラブラブ
 
 
 
 







 
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