おはようございます。理由あって、"Microsoft Access 2010"を勉強して利用することになりました。今回はとりあえず昨晩3時間ほど本を読みながら勉強した感想を書きます。

先に自分の発言に保険を掛けますが、これはあくまでパソコンにそこまで明るくないド素人が1からこういった専門的なソフトを独学で勉強しようとすると、どういう事を思い、どういう事が起きるのか、ということを述べるだけです。つまり、勘違いも多々出てくると思いますし、必ずしも正しい事を言うとは限りません。ただ単に言いたい事を吐き出しながら、自分の脳内を整理したいという目的です。共感してもらえる部分があればコメントしてもらえればうれしいですが、批判は一切受け付けてませんのであしからず。

まず、このソフトは一般に"顧客管理ソフト"とか言われると思いますが、実際には"顧客管理"と用途を限定することは正しくなく、"データベースソフト"とでも言った方が良い気がします。

私が書店で購入した本は下記ですが、

http://www.amazon.co.jp/%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E4%BD%BF%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%82%93%E3%81%9F%E3%82%93-Access-2010-%E6%8A%80%E8%A1%93%E8%A9%95%E8%AB%96%E7%A4%BE%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%83%A8/dp/4774144398/ref=pd_ybh_5

何故アマゾンのレビューが1件も無いような本を選んだのかと言うと、その書店にはこれしか無かったからです。
仮にもわかりやすさNO.1を、"技術評論社"というそれなりの出版社が出している本がうたっているということで、信頼して購入しました。

いつもなら、目次や内容をパラパラ見て、それでいくつかの本を比較しながら役に立ちそうな物を3つほど購入するというのが、私が学習する時の基本スタンスなのですが、今回は1冊の+インターネットという組み合わせを利用しようと思いました。

200ページほど読んだ現段階での感想を言うならば、これは非常に残念ながら学習効率を下げこそすれ、上げることはないという結論に至りそうです。と言うか、そもそも私の目的とする学習の方向性と合致していないと言った方が、この本の名誉の為には正しいかもしれません。

私もこのように文章を書く人間として、この本を見れば、出版に至るまで、それなりの知識を持った方が、それなりの時間を費やして書き上げたことは理解できます。手間暇が掛かってます。

しかしながら、私は基本的には営業に利用する名簿兼顧客リストを作成したいんですが、本書は商品管理を基本として説明が進みます。せめて、用途毎にセクションを作って欲しかったですね。それが無いと、せっかちな私は読んでる間に、「いつになったら自分の知りたい情報は出てくるんだろう」というイライラが脳内を駆け巡って、学習に集中できなくなってしまいます。

また、専門用語である"マスタ"、"クエリ"、"フィールド"、"テーブル"などの用語の解説が若干お粗末というか、いちいちネットで検索しなければ理解に苦しみます。テーブルと言われれば、「あーテーブルなんだな」のような理解は得られますが、それはどういう物で、このソフトにおいてどういう働き・役割をするという部分まで説明してもらわないと、言いたい事の10%くらいしか理解できないまま読み進めなければいけないという現象が起きます。

何かの機能を説明する際にも、「こちらについてはSec.○○を参照してください」のような形で、いちいち飛びます。煩わしいです。

PhotoshopやIllustratorの解説書やチュートリアルは、基本的に説明の前に完成図のような物があり、これを作成する手順を1から説明するという形式ですので、そもそも読む前の段階で、イメージがありますし、何の為にそれをしているかも解説されている場合が多いため、迷うことも少ないのですが、こういった配慮もなされていません。DBの作成なので、こういう利用の仕方が便利であるなどの提案が前にあって、それをする為には?という形式で話が進んでくれれば素人である私もどんどん理解していけた事と思います。

さて、ド素人で始めると、自分が何を知りたいか、またどう教えられれば理解できるのかをまとめるという部分からのスタートなので苦労しますね。とりあえずインターネットと並行して学習を進めることで、学習効果の向上を狙って行こうと思います。

それでは。