英語学習について続きです。


さて、前回は英語学習とはそもそもどのような考え方のもと行っていくべきか簡単に説明しました。今回は具体的にどうしたら4つのパートを学習できるかを中心に書きます。


さて、それを話すにあたり、まずは英語を使える状態とはなんぞやということを議論したいと思います。


英語を使える状態とは、必要な情報を読む・聞く・話す・書くというコミュニケーションを通じて交換できる状態にあると私は考えます。つまり、伝わりゃ良いわけですし、理解できれば英語が完璧じゃなくても問題ないんですよ。


英語の勉強というと、とにかく日本の受験勉強的なものを思い浮かべる人も多いと思うんですが、それは学習の方法の1メソッドに過ぎません。


例を挙げるのであれば、不規則動詞の現在形・過去形・過去分詞系の暗記とかですね。こんなものは本当に主要なもの、例えばGo Went Goneとか以外は適当で大丈夫なんです。Driveの過去分詞系はDrivenですし、Drinkの過去分詞系はDrunkですが、仮にこれをDrivedとか、Drinkedって言っても意味通じます。


こういったことはプライオリティで言うとそんなに高くないんですね。もちろん正確に言うに越したことはありませんが、こういったことを気にしていてはきりがありません。まずは前途のとおり、4つの角度から効率よく学習する方法を構築し、英語に慣れましょう。


まず勉強始めの1ヶ月くらいはあまり難しいことができないので基礎的なことをやってください。


リーディング系については始めは文法に関する参考書を買いましょう。これも電子辞書を買うのと同じくらい大切です。文法に関しては必ず参考書をひとつ辞書の代わりとして持っていることで、暗記するというよりはその都度確認して癖をつけるというか、イメージをつけることが大事です。電子辞書は単語などを覚えるのには重宝しますが、文法に関しては基本的に役立たずです。文法に関しては中学高校と勉強してきているので、比較的とっつきやすい分野だと思います。完了形やifなどのちょっとややこしい部分は英語できる人に質問しながら進めていきましょう。


次にリスニングです。これも自分の気に入る・やる気がでる教材を選んでください。後半部分はこのリスニングの部分が大きく英語力の伸びを左右しますが、序盤はまー普通にやっていればOKです。


そしてスピーキングですが、これが一番困ると思います。当たり前ですが、話さなければ上達しません。その為には英語を話す環境に自分の身をおかなければ無理です。ここで勘違いされがちですが、別にはじめの段階で無理に外人と話す必要はありません。下手にアメリカ人なんかと友達になっても、向こうの英語が早すぎて自信を喪失して終わりです。始めは日本人で同じような目的を持っていて、且つ同じくらいの英語力の人が最も適格なパートナーになります。これは上達していってからも一緒で、その都度自分と同じくらいかそれよりちょっと上くらいの人と一緒に時間を過ごすことが重要です。


最後にライティングですが、はじめの段階では話すよりも書く方が楽だったりすると思います。一番良いのはチャットです。チャットを英語でやってください。メールも英語でうってみてください。友達何人かと協定を結んでそれを心がけましょう。


次回は2ヵ月後くらいの学習法について書きます。