こんばんは。週末です。


さて、27日にアメリカ、サンフランシスコでApple社の新製品である、ipadが発表になりました。


以前も、アマゾンのKindleについて話しましたが、ここではipadについて感想を述べたいと思います。


ipadはアマゾンのKindleとはまたちょっと違い、画面が大きくて、かつ映画やゲーム等も楽しめるといったマルチなデバイスです。iphoneの大型版と思っていただければ間違いないかと思います。



ちなみにこういった電子書籍についてはソニー等の会社も参入しており、一応アメリカでは結構注目されている分野ではあります。



ipadの良い点


①バッテリーが10時間もつらしいので、海外旅行等の際に、飛行機で映画等を観続けることが出来る。
②Kindle同様本をがっさり持ち運べる。
③普及率が高くなれば、テキスト等も全てこれに入れて持ち運べるため、アメリカの学生は大助かり。


ipadの微妙な点


①wirelessを利用できるのだが、月額利用料で15?30?ドル(ざっくり言って1500円~3000円)月にかかる。
②容量が16Gから64Gのため、映画をたくさん持ち運ぶのは無理?(私の場合音楽だけで50Gある)
③高い。($499-$829)
④決定的だが、電子書籍が普通に高くてまとめて持ち運びたくともライブラリを作るのにお金が掛かりすぎる。(音楽のように簡単に友人間であげたり出来たら画期的、違法だろうけど)



WSJとかにも書いてありますけど、良い点①の学校に対してのアプローチというのは非常に将来的にも良い案だと思いますが、日本の学校でみんながipadを教科書代わりに授業を受ける日は遠いでしょう。



日本ではパソコンを使って普通の授業をするという事自体がまだなので、というか一生その日は来ないんじゃないかくらいなので、残念ながらipadが日本で流行るのは遠い先の話ですね。



漫画の出版社が漫画を全部電子化してくれたら即効買いますけど(笑



最後に補足ですが、世間は、



アップルはクリエイティブだ!!!



と言います。もちろん私もクリエイティブだと思います。



しかし営業出身の私からすると、ごくごく当たり前のマーケティングをして、ちょっとだけデザインが他より優れてるだけに思えます。



どこかの新聞記事(多分WSJ)でも読みましたが、社長のジョブスは、保守的な人、業界に対して理解があり、そういった、売り上げが落ちてきてにっちもさっちも行かなくなってる人、業界をサポートしているだけ、です。


なので、テクノロジーが云々と言うよりも、困ってる人を助けるという商売の超基本を、ずば抜けた交渉力と影響力で実行しているという、どちらかと言うと営業力が超有る会社だなと個人的には思ってます。


機会があったらジョブスの交渉力についての本でも買って読んでみようかと思います。