こんばんは。もう表題のとおりです。


私は前職の会社で、会社におけるバブル期に入社し、バブル崩壊とともに起きた業績の大幅な悪化に伴い、自分自身の力不足を感じ、MBAを取ろうと考えました。


会社を退職する前に、上司であったO氏に最近読んだ本を聞いた時に紹介された本で、それから2年ほど本棚に埋まっており、読む機会がありませんでした。


>V字回復の経営/三枝 匡

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スタンフォード大学MBAを取得後、数多くの赤字会社の再建を手がけた三枝匡氏の著作で、物語形式で話が進むため、非常に読みやすいです。


本書の中で、作者の反米感情(笑)のようなものが垣間見えますが、私もアメリカ人と一緒に過ごす時間が長くなってきたので、そういったことを言っている(ともすれば右翼のように聞こえる)著者の気持ちが良くわかります。そういった部分も、私にとってのこの本のおもしろさを増しています。


そういえば、新首相の鳩山さんもどうやら同じスタンフォードでPHD(博士課程)を修了しているようです。


もし同じ血統の人であれば、日本にいないもんであんまり興味が無かった日本の政治政策にも興味が沸いてきます。


とにかく、この本の1行1行が心に突き刺さるようで、非常にすばらしい出来だと思います。


本でここまで感動したのは久しぶりです。


特にテレに居たみんなには是非一度見てもらいたい内容です。