こんにちは。やっとこさ週末を迎えましたが、授業についていくためにスタディウェークエンドになりそうです。
さて、会計学についてなんですが、私は以前に簿記の勉強を少しだけしたことがあります。
当時は減価償却の意味が理解できずに、途中で挫折した覚えがあります(笑
個人的には、会社を運営するのに会計の知識がそんなに役に立つのか?と思ってましたが、どうやらどちらかというと必須知識のようです。
特に私のように、セールス&マーケティングに脳みそが偏っている人間にとっては重要度が高い気がします。
まだ勉強をはじめたばかりなので、ただの気付きに過ぎませんが、
例えば会計学の超基本公式として、
資産=負債+資本
というのがあります。
会社を運営する上で売上を上げるためには、投資をしなければいけないのが普通です。
人を雇う、広告をする、商品を仕入れる、全て投資に当たります。
そして、当たり前ですが、お金があればあるほどたくさんの人を雇えますし、広告にも力を入れることが出来ます。
資本主義の世の中では、基本金持ちが断然有利にビジネスを進めることが出来るようになっています。
さて、私は母が会社を運営している兼ね合いから、幼い頃より無借金経営が一番良いと教えられてきました。
ウォーレンバフェット率いるバークシャハサウェイの投資ポリシーの中の一つに、
''ROEがまったく同じであれば、借金が少ない方が投資先としては優良''
というのがあるように、これは間違っていないことです。
しかし借金すること自体が悪なのでしょうか?
借金することは基本的にデメリットしかないんでしょうか?
もちろん答えはNOです。
例えば2つのまったく同じ資本力のコンビニがあったとします。
1つは思いっきり借金をして、支店を3つにしました。
1つは手堅く1店舗のコンビニをしこしこ運営しました。
コンビニなどはIT等のハイテク企業と違いますので、比較的売上げは安定します。
そのため景気の影響や、その他外部要因で売上げがズゴーンと落ちたりはしません。
1店舗の利益が例えば年間5000万出て、借金の利息支払いが例えば1000万だとします。
つまり、1店舗経営しているほうは、単純に5000万の利益ですが、3店舗運営してるほうは1億5000万の利益-1000万の支払いで、14000万の利益が出ます。
会計学以外の話はとりあえず置いておいて、その出た14000万をさらに店舗数拡大に投資したとします。
4店舗、5店舗と支店を拡大し、10年後にA社は20店舗を運営することになりました。
結果利益は年間10億円です。一方1店舗をしこしこ運営しているB社は5000万のままです。
つまりビジネスモデルが安定している場合、
資産=負債+資本
負債:資本
の比率が
50:50
だとしても、決して危険な経営をしているというわけではないのです。
逆に資産を最大化して経営しないがために機会損失が大きくなってしまうというリスクがあるわけです。
例えばインテルのようなハイテク関連の会社はテクノロジーの変化、顧客動向等により、コンビニに比べると将来の利益が予測しにくいです。
そのため、先ほどの公式は、
負債:資本=23:77
位になっています。(2007年時点)
もちろん普通に生きていると、借金があるというのは基本的に心地の良い事ではありませんし、ある種の不安の種の一つでもあります。
しかしながら、会計学を通して、違った物の見方が身に付いていくということは非常に私自身興味深い事であります。
昔テレで働いているときの事を思い出すと、当然こんな事は考えながら仕事はしていませんでしたし、むしろ知っていて何になるくらいの話でしたが、
こういった知識があることによって、リース会社が審査OK出すかどうかや、営業トークなどにも相当プラスになったのではないかと思いますし、
マネージャーとして、提携、買収等の戦略立案でももっと会社の全体的な流れに貢献できたと思います。
MBAでの勉強は、多少大変ですが、非常に充実していますし、自分が入学する前に思っていたよりも遥かに実りあるものになりそうです。
とりあえずまだ初歩の初歩ですが、楽しんで勉強を進めていこうと思います。
PS 会計士には頭がそこまで良くないので、なれないと思います(笑
さて、会計学についてなんですが、私は以前に簿記の勉強を少しだけしたことがあります。
当時は減価償却の意味が理解できずに、途中で挫折した覚えがあります(笑
個人的には、会社を運営するのに会計の知識がそんなに役に立つのか?と思ってましたが、どうやらどちらかというと必須知識のようです。
特に私のように、セールス&マーケティングに脳みそが偏っている人間にとっては重要度が高い気がします。
まだ勉強をはじめたばかりなので、ただの気付きに過ぎませんが、
例えば会計学の超基本公式として、
資産=負債+資本
というのがあります。
会社を運営する上で売上を上げるためには、投資をしなければいけないのが普通です。
人を雇う、広告をする、商品を仕入れる、全て投資に当たります。
そして、当たり前ですが、お金があればあるほどたくさんの人を雇えますし、広告にも力を入れることが出来ます。
資本主義の世の中では、基本金持ちが断然有利にビジネスを進めることが出来るようになっています。
さて、私は母が会社を運営している兼ね合いから、幼い頃より無借金経営が一番良いと教えられてきました。
ウォーレンバフェット率いるバークシャハサウェイの投資ポリシーの中の一つに、
''ROEがまったく同じであれば、借金が少ない方が投資先としては優良''
というのがあるように、これは間違っていないことです。
しかし借金すること自体が悪なのでしょうか?
借金することは基本的にデメリットしかないんでしょうか?
もちろん答えはNOです。
例えば2つのまったく同じ資本力のコンビニがあったとします。
1つは思いっきり借金をして、支店を3つにしました。
1つは手堅く1店舗のコンビニをしこしこ運営しました。
コンビニなどはIT等のハイテク企業と違いますので、比較的売上げは安定します。
そのため景気の影響や、その他外部要因で売上げがズゴーンと落ちたりはしません。
1店舗の利益が例えば年間5000万出て、借金の利息支払いが例えば1000万だとします。
つまり、1店舗経営しているほうは、単純に5000万の利益ですが、3店舗運営してるほうは1億5000万の利益-1000万の支払いで、14000万の利益が出ます。
会計学以外の話はとりあえず置いておいて、その出た14000万をさらに店舗数拡大に投資したとします。
4店舗、5店舗と支店を拡大し、10年後にA社は20店舗を運営することになりました。
結果利益は年間10億円です。一方1店舗をしこしこ運営しているB社は5000万のままです。
つまりビジネスモデルが安定している場合、
資産=負債+資本
負債:資本
の比率が
50:50
だとしても、決して危険な経営をしているというわけではないのです。
逆に資産を最大化して経営しないがために機会損失が大きくなってしまうというリスクがあるわけです。
例えばインテルのようなハイテク関連の会社はテクノロジーの変化、顧客動向等により、コンビニに比べると将来の利益が予測しにくいです。
そのため、先ほどの公式は、
負債:資本=23:77
位になっています。(2007年時点)
もちろん普通に生きていると、借金があるというのは基本的に心地の良い事ではありませんし、ある種の不安の種の一つでもあります。
しかしながら、会計学を通して、違った物の見方が身に付いていくということは非常に私自身興味深い事であります。
昔テレで働いているときの事を思い出すと、当然こんな事は考えながら仕事はしていませんでしたし、むしろ知っていて何になるくらいの話でしたが、
こういった知識があることによって、リース会社が審査OK出すかどうかや、営業トークなどにも相当プラスになったのではないかと思いますし、
マネージャーとして、提携、買収等の戦略立案でももっと会社の全体的な流れに貢献できたと思います。
MBAでの勉強は、多少大変ですが、非常に充実していますし、自分が入学する前に思っていたよりも遥かに実りあるものになりそうです。
とりあえずまだ初歩の初歩ですが、楽しんで勉強を進めていこうと思います。
PS 会計士には頭がそこまで良くないので、なれないと思います(笑