弟子の悩み | 創価の光

弟子の悩み

師匠の事を思う時、夜も眠れなくなる。お体は、ご病気はと、先日も、本物の闘士は、いるだろうか。いるとしたらどこにいるだろうか・・この一点であるとの師の言葉
たしかに師の切実な思いであろう
幹部会で最高幹部に厳しい顔でいった。派閥は絶対にダメだ。との言葉
何故、あの時全国の前でいったのか
答えは簡単である。派閥の種がすでに最高幹部の中にでてきているからであろう
そして、その種が芽をだした時に、我々にそれを絶対に許すなという事であろう。監視せよとの事でもあろう。
 師のいなくなった後、天地が割れる程の動揺が走る事は間違いない。
 また、師のいなくなった後に、名聞名利に走る輩もでてくるであろう
 そうなると苦しむのは誰か・・・・無名の尊き戦士達だ
 その時、誰が、その人を守るのか
 誰が一切の矢面にたって守るのか
 我に、その自覚ありやなしや
 今、師と会えぬのが苦しい
 されども、御本尊の計らいであろか
 師と離され、一人で強くなれと
 様々な大難が我を襲う
 我から手足を奪い動けなくする為の試練
 今まで一つ一つ切り開いてきた

 師も確実に老いていかれる、これは自然の摂理
 なれば我は、すぐにも師に成り代わりて
 先陣に立つべきか
 常に悩むこの問題
 人類の未来がかかっているだけに
 うかつに動けぬ
 南国の獅子王の咆哮に
 老いた獅子王はいかに答えるか
 会いたい
 会って師匠に休んでいただきたい
 その変わりに我がなすと
 皆はそれを待ち望んでいるのであろうか
 それとも、このまま南国の獅子として生きるべきか
 悩まねばならぬ苦しまねばならぬ
 その先にしか答えはない