★生まれて1ヶ月半くらいまでの赤ちゃんは、上を向いて寝ることは、ほとんどありません。

☆片方ばかり向いていると気になるもので、頭の一方が扁平になっているので、驚かされることがよくあります。

・だいたいの場合は、右のほっぺたを下にして、右の腕を横に伸ばし、右足を伸ばす姿勢をとっています。これを「緊張性頸反射」と呼びます。
・反対の腕と足はやや曲げ気味で、頭の向きを自分で変えることはできません。



★2~3ヵ月たつと、
だんだん上を向くことができるようになりますが、3ヶ月くらいまでの赤ちゃんは、まだ寝返りはできません。
・この時期であれば、片方だけを向いて頭が扁平になっていても心配ありません。
・頭を動かせるようになったら、自然に頭の形はきれいに直ります。
・したがって、頭の形を心配して、低反発素材の寝具や軟らかすぎる布団にするのは、頭が動かせるようになったときに頭を動かしにくいので、赤ちゃんのためにはかえってよくありません。

★3ヶ月になると、うつ伏せの姿勢をさせると、頭を持ち上げてあたりを見回すことができるようになります。
これは首がすわるようになったことを意味しています。

☆赤ちゃんのためには、目の届くところでうつ伏せにしてあげることも必要で、仰向けばかりだと、首がすわるのに少し時間がかかることになります。



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