ユ・ヨンソク×ムン・ガヨン、すれ違う縁の行方は?

 

 

 

愛と、利と、

 

 

 

ユ・ヨンソク、ムン・ガヨン、キム・セロク、チョン・ガラムのキャラクターポスターが公開された。

 

JTBC新水木ドラマ『愛と、利と』はそれぞれ異なる利害を持った4人が出会い、真の愛の意味を理解していく恋愛ドラマだ。これに沿って愛を見つめるハ・サンス(ユ・ヨンソク)、アン・スヨン(ムン・ガヨン)、パク・ミギョン(キム・セロク)、チョン・ジョンヒョン(チョン・ガラム)のそれぞれ違う視点が収められたキャラクターポスターが公開され彼らの理解の差が見計らえる。

 

まず、予想外のハプニングを目の当たりにしたような葛藤交じりのハ・サンスの表情が視線を奪う。愛を“状況によって変わる変数ではなく、どんな条件にも一定値を保つ定数”だと考える彼が、好きになったアン・スヨンと好いてくれるパク・ミギョンの間で選択の岐路に立たされている。揺らぎない愛を求めるハ・サンスの心は果たしてどちらに向いていくのか気になるところだ。

 

愛と、利と、

 

アン・スヨンもまたハ・サンスとチョン・ジョンヒョン、2人の間で悩みに耽っている。2人は彼女を見つめているが当の本人は虚空を見つめている。どちらに対してもむやみに心を開けない彼女の状況を示すように、“愛は浜辺にある砂の城だ。綺麗でキラキラしているけど一瞬で崩れてしまう”という不安定なフレーズが濃い余韻を残す。

 

愛と、利と、

 

そうかと思えばハ・サンスと腕組みをしているパク・ミギョンの笑みが注目を集める。近づきたいと思う相手にはグイグイ進んでいくパク・ミギョンの直球本能が光っているようにも見えるが、ハ・サンスの視線は彼女の後ろにいるもう一人に向いている状況。“熱く燃え上がらなくてもいつでも私を温めてくれる体温”だったパク・ミギョンの愛に変化が訪れたことを予感させる。

 

愛と、利と、

 

最後にチョン・ジョンヒョンは“愛は光(ひかり)のフリをした借り。いつか返さなきゃいけない、だから息の詰まる債務のような”ものだという重い考えとは逆に表情は笑みを含んでおり謎が生まれる。特に彼に視線さえ向けていなかったアン・スヨンが今回はチョン・ジョンヒョンを見つめており、あやふやな彼らの関係に関心を集める。

 

このように『愛と、利と』はロマンと現実の間に置かれた4人の色とりどりな視点が収められたキャラクターポスターで、最も不安定な感情と言われる愛を理解する多様な観点を見せてくれている。何よりポスターをひと続けに見てみると青春男女のすれ違う縁を一目で確認ができ、複雑で微妙な彼らの愛情路線がどのように展開されていくのか好奇心をそそる。

 

一方『愛と、利と』は韓国で来る12月21日午後10時30分より放送スタートする予定だ。

 

写真提供:JTBC