豪2社が3月末から再開計画、ゼロコロナ転換したオーストラリア
Hiro Satoさん 2019年9月20日撮影 JA811A ボーイング787-8 ドリームライナー 全日空
厳格なロックダウンを実施していたオーストラリアですが、「ゼロコロナ」から「ウィズコロナ」へ戦略を変更。
この変更に合わせ、カンタス航空は、2021年11月からアメリカ路線の国際線旅客便を再開しています。カンタスとジェットスターのオーストラリア2社は、3月末から日本路線の再開を計画。
全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)はコロナ禍でも便数を減らし運航を継続しています。日系2社、豪2社の現在と夏スケジュールの計画を含め、まとめました。
カンタス航空
・羽田/シドニー線:3月27日(日)から週7便計画
・羽田/メルボルン線:3月27日(日)から週7便計画
ジェットスター
・成田/ケアンズ線:3月27日(日)から運航予定
・成田/ゴールドコースト線:3月27日(日)から運航予定
・関西/ケアンズ線:3月27日(日)から運航予定
ANA
・羽田/シドニー線
羽田発NH879便:3月26日(土)まで月、水、木、土、日の週5便
シドニー発NH880便:3月27日(日)まで月、火、木、金、日の週5便
開設が計画されていたNH889、890便:開設時期未定
・成田/パ-ス線
開設計画 NH889、890便:開設時期未定
JAL
・羽田/シドニー線
羽田発JL51便:3月26日(土)まで火、木、日の週3便
シドニー発JL52便:3月26日(土)まで火、木、日の週3便
・成田/メルボルン線
成田発JL51便:2月28日(土)まで火、金の週2便
メルボルン発JL55便:2月28日(土)まで月、木の週2便
日系2社は今後も、便数を調整しながら運航するとみられます。ANAは2022年夏スケジュールも、国際線全体を月次調整で発表する方針を示しており、羽田/シドニー線も随時、運航計画が発表されます。オーストラリアのカンタス航空とジェットスターは日本路線の再開方針を示しています。定期便を1月末に再開する予定でしたが、日本の入国規制を受け、3月下旬に遅らせることが決まっていますが、今後も変更の可能性があります。
オミクロン株は猛威を振るい、日本国内では感染者数が激増。しかし、海外に目を向けるとイギリスはじめ、欧米では規制を緩和し、経済を回すウィズコロナの取り組みを始めています。日本、オーストラリア間の航空会社も国際線の本格的な再開に向け準備をはじめ、再び旅行する人たちに備えています。