感極まるエモいパフォーマンスの連続!生バンドで奏でるキム・ヒョンジュンの類い稀なライブ力
 

 

「2021 KIM HYUN JOONG Monthly Concert 『Prism Time』– Red」
 
 

 

2022年1月に日本ソロデビュー10周年を迎えるキム・ヒョンジュン。

 

 

彼が昨年5月から7ヶ月連続で開催し、話題を集めたオンラインコンサートが「2021 KIM HYUN JOONG Monthly Concert'Prism Time'」だ。コロナ禍で直接会えないファンのために企画された本公演は、"7色の虹"をコンセプトに、月ごとにテーマカラーを定めた。

 

"情熱と勇気"を表現した初回のRed(レッド)を皮切りに、Orange(オレンジ)では"暖かな愛"、Yellow(イエロー)では"懐かしさ"、Green(グリーン)では"治癒"、Blue(ブルー)では"自由"、Indigo(インディゴ)では"深淵"、Violet(バイオレット)では"ユートピア"というテーマで趣の異なるステージを披露。日本はもちろん、世界中のファンを歓喜させた。

 

キム・ヒョンジュンの長期ライブプロジェクトの第1弾「2021 KIM HYUN JOONG Monthly Concert 『Prism Time』- Red」
キム・ヒョンジュンの長期ライブプロジェクトの第1弾「2021 KIM HYUN JOONG Monthly Concert 『Prism Time』- Red」

COPYRIGHT (C)HENECIA INC.

 

今回、この長期プロジェクトの幕開けを飾ったRed(レッド)回の模様が、「2021 KIM HYUN JOONG Monthly Concert'Prism Time' -Red」として、衛星劇場にて1月30日(日)に放送されることが決定した。ヒョンジュンの音楽への情熱とこだわり、驚くほど多彩なナンバーが凝縮された約2時間のプログラムとなっている。

 

生バンドで奏でるダイナミックかつエモーショナルなパフォーマンスが彼のステージの大きな魅力だが、壮大なロックテイストの「Green Light」では情感たっぷりにギターをかき鳴らし、「Upside-down(逆立ち)」では奥行きのある音の世界観で酔わせる。

 

オリジナルとはまた異なるアレンジver.もライブの醍醐味で、Red(レッド)回では「Take my hand」や「Misery」が新鮮な編曲で披露された。アレンジによって歌い方も微妙に変化させる、ヒョンジュンの幅広い感性の引き出しに触れることができる。

 

「2021 KIM HYUN JOONG Monthly Concert 『Prism Time』- Red」
「2021 KIM HYUN JOONG Monthly Concert 『Prism Time』- Red」

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また、ライブという"場所"を何より大切にしているヒョンジュンだけに、素直な感情が溢れ出すシーンも見逃せないポイントだ。彼にとって深い思い入れのある1曲「wait for me」は途中で感極まる部分も...。Red(レッド)回のラストソングでは、ヒョンジュンから放たれる渾身のパワーと高い表現力に圧倒。その祈りにも似た叫びと全身全霊のパフォーマンスに、心ごと持っていかれることだろう。

 

「2021 KIM HYUN JOONG Monthly Concert 『Prism Time』- Orange」
「2021 KIM HYUN JOONG Monthly Concert 『Prism Time』- Orange」

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まだまだ思うような状態でのライブが難しい世の中だが、例え画面越しでも、しっかりと伝わる"想い"があるということを異例の長期ライブプロジェクトで証明してみせたヒョンジュン。

 

2022年は彼のアーティスト活動の次なる一手にも期待が高まるが、ここで改めて、唯一無二のライブ力に酔いしれてみてはいかがだろうか。

 

文=川倉由起子