宮崎駿監督の名作「紅の豚」、1/14 金曜ロードショー

 

 

ポルコが操る飛行艇サボイアをイメージさせる塗装が施された水陸両用機

 (kiheiさん 2021年3月23日撮影)

 

 

 

 

日本テレビ系列で金曜日に放送されている「金曜ロードショー」は2022年1月14日(金)、宮崎駿監督のアニメーション作品「紅の豚」を放送します。

 

放送時間は21時から22時54分です。製作には日本航空(JAL)が参加し、1992年の劇場公開に先駆けてJAL機内で先行上映。さらに2012年8月にも再び国際線の機内で再上映されています。

 

ストーリーの時代設定は、1929年の世界恐慌と、その後のイタリアが進む歴史的な流れに基づき、主人公で「豚」の姿をしたポルコ・ロッソが操る飛行艇サボイア「ラーラ・ロッサ(L’ala Rossa)」を中心に展開されます。

 

飛行艇サボイアをミラノの工場で修理する場面では、整備士の空への想いが描かれています。これに限らず、主人公のポルコはじめ、飛行機に携わる人たち、登場人物たちが大空へ託す思いが伝わる場面が多く見受けられます。

 

作品に登場する航空機は、時代設定にあわせたイタリアの航空機メーカー、アエルマッキ製の機体と思われるものが多数、見受けられます。

 

アエルマッキは1920〜30年代に飛行艇・水上機の製造を手がけ、その後に民間機の製造を手がけ、アレーニア・アエルマッキを経て現在のレオナルドにDNAが受け継がれています。

 

ポルコはじめとする作品に登場する人物に入り込んで楽しんだり、登場する機種を詳しく見たり、様々な楽しみ方もできる作品です。

 

劇場公開から30周年の間には、日本で水陸両用機の導入に合わせ、飛行艇サボイア「ラーラ・ロッサ」をイメージさせる塗装機があり、さまざまな楽しみ方が登場しています。