愛娘を公開‥完全な ‘名誉回復’ を確信する韓国俳優 シン・ヒョンジュン
韓流ブーム全盛期の2004年に放送された韓国ドラマ『天国の階段』に出演し、日本でも多く愛されている俳優のシン・ヒョンジュン。
最近、テレビで愛娘を初公開し、多くの関心が寄せられている。幸せいっぱいに見えるシン・ヒョンジュンだが、これ以前、元マネージャーによる暴露で世間を騒がせていた。彼が今回、娘を公開した理由とは。
2004年に放送された人気ドラマ『天国の階段』に出演し、日本では”テファお兄ちゃん”として親しまれている俳優のシン・ヒョンジュン。
彼が54歳で授かった末娘をテレビで公開し、多くの反響を呼んでいる。
去る12日に放送されたバラエティー番組、KBS2『スーパーマンが帰ってきた』にシン・ヒョンジュンが出演し、幸せいっぱいの日常を公開した。
今回の放送を通じて初公開となったのは、3女のシン・ミンソちゃん。現在、生後6カ月だというミンソちゃんは、シン・ヒョンジュンに似たはっきりとした目鼻立ちを誇っている。
番組では、シン・ヒョンジュンは起きるやいなやミンソちゃんを探す姿から、抱き上げてあやす姿、一緒に遊ぶ様子など、微笑ましい親子の時間が映し出されている。シン・ヒョンジュンが子どもと過ごす幸せそうな姿は、視聴者にも満足感を与えたようだ。
これ以上ない幸せな様子を披露したシン・ヒョンジュンだが、これ以前、彼は”お騒がせ俳優”として世間に驚きを与えていた。
20年以上ものキャリアを誇る俳優として、安定感のあるベテランの風格を見せていたシン・ヒョンジュン。だが、第2全盛期の兆しを見せていた矢先、元マネージャーのキム氏により彼の素顔が暴露されてしまう。
キム氏の主張によると、長期に渡る不当な待遇とパワーハラスメントや業務的なプレッシャー、シン・ヒョンジュンの母親の個人的な用事強要などが挙げられているという。
また、シン・ヒョンジュンが2010年に全身麻酔や鎮静剤に用いられる化合物であるプロポフォールを投薬したと韓国警察に通報するなどし、双方で激しい議論が続いていた。
この主張に対しシン・ヒョンジュンは「相当な部分が歪曲されている」と反論。2人の主張に食い違いがあることから、法廷での決着となった。
その後、捜査によりキム氏の主張が事実無根であることが明らかになり、シン・ヒョンジュンも嫌疑なしで不起訴になっている。
だが、この一件はこれで落ち着いた訳ではなかった。
シン・ヒョンジュン側はキム氏を名誉毀損行為として告訴。彼はこの件について「現在捜査が進行中であり、今後も法によるすべての責任を厳重に問う」と述べ、強い態度を示している。
元マネージャーからの暴露により、大衆からは冷たい視線が向けられ、芸能界からレッドカードを受けると囁かれていたシン・ヒョンジュン。今回、自身に向けられた疑惑から解放され、ようやく濡れ衣を晴らすことができた。
世間を騒がせていたシン・ヒョンジュンが愛娘をテレビで初公開したのは、一連の疑惑が晴れ、名誉回復を確信したからではないだろうか。