SMオーディションでソンミに勝った、TWICEジョンヨンの実姉の現在
2007年、JYPエンターテインメント所属のガールズグループWonder Girls(ワンダーガールズ)としてデビューし、現在はソロアーティストとして活躍するソンミ。誰もが認める美貌の持ち主ソンミがある大会に出場し、美貌で負けた相手がいる。その相手が、コン・スンヨンだ。
SMエンターテインメント(以下、SM)が主催し、ファンのあいだでは”伝説の大会”と言われているオーディション『SM青少年選抜大会』。
この大会で、東方神起(TVXQ)のユンホ(第1回ダンス部門1位)、チャンミン(第6回歌手部門1位)、SUPER JUNIOR(スーパージュニア)のドンヘ(第3回ルックス部門1位)、イェソン(第3回歌手部門1位)、少女時代(SNSD)のテヨン(第8回歌手部門1位)、女優イ・ヨニ(第2回ルックス部門1位)やコ・アラ(第5回ルックス部門1位)、EXO(エクソ)のカイ(第10回ダンス部門1位)など、現在SM所属のアーティスト、俳優、女優としてトップで活躍しているそうそうたるメンバーが選ばれている。
そんな『SM青少年選抜大会』の第9回大会で、ルックス1位に選ばれたのが、女優コン・スンヨンだ。
このときの2位は、元Wonder Girls(ワンダーガールズ)のソンミ、3位はKARA(カラ)出身の故ク・ハラさんという顔ぶれに驚かされる人は少なくない。
1993年生まれで今年28歳になる女優コン・スンヨンは、TWICE(トゥワイス)のメンバー、ジョンヨンの実姉としても知られている。
コン・スンヨンは2004年、小学生の時に出場した*伽耶琴(カヤグム)の大会でSMエンターテイメント関係者の目に留まりスカウトされ芸能界入りを果たし、SM練習生として7年間練習生生活を送った。
*伽耶琴‥朝鮮半島の伝統的な弦楽器
2014年にデビューしたガールズグループRed Velvet(レッドベルベット)の一員としてデビューするのではないかと噂されていたが、SM自主制作のtvNドラマ『I LOVE イ・テリ(2012)』に出演し、アイドル練習生として異例の女優デビューを果たす。これをきっかけに女優の道を目指すためSMを自主的に辞め、所属事務所を移籍することになった。
助演としてドラマに出演しながら、2015年に放送されたSBSドラマ『六龍が飛ぶ』では、後の朝鮮3代王太宗(テジョン)の妃、元敬(ウォンギョン)王妃となるミン・ダギョンを好演。少しずつ名が知られはじめると、2016年、韓国の人気音楽番組SBS『人気歌謡』で妹のジョンヨンとともにMCを任され、初めて姉妹MCとして活躍した。
2017年からはドラマの主演、ヒロインとして次々に抜擢。tvN『サークル ~繋がった二つの世界~(2017)』、KBS2『キミはロボット(2018)』、JTBC『コッパダン ~恋する仲人~(2019)』など、女優としてのキャリアを着実に積み上げている。
2021年は、映画『ハンサム・ガイズ』の主演メンバーの1人、ミナ役で出演が決定。『ハンサム・ガイズ』は、一度見たら絶対に忘れられない第一印象を持つ自称“ハンサム・ガイズ”2人の男が怪しい山荘に引っ越し、山荘にまつわる伝説が紐解かれはじまる予測不能のコメディー映画だ。
妹ジョンヨンの活躍とともに、今年は姉スンヨンの活躍にもますます期待がかかっている。