ヨン様と驚異の視聴率65%! 90年代の人気美人女優が激太りした理由
“ヨン様”ことペ・ヨンジュンと”ジウ姫”ことチェ・ジウという”冬ソナ”主演コンビが共演していたことでも話題となったドラマ『初恋』。このドラマに主演していた女優イ・スンヨンの現在の姿が話題を呼んでいる。
1996年に放送され、65.8%という最高視聴率を叩き出したKBS2ドラマ『初恋』。この65.8%という視聴率は、日本でも大ヒットとなった『宮廷女官チャングムの誓い』ですら届いていない驚異の数字だ。
絵が得意な兄ソン・チャニョク(チェ・スジョン)と頭脳明晰な弟ソン・チャヌ(ペ・ヨンジュン)は、父親の仕事の関係で田舎に引っ越すことになった。
転校先の小学校で、兄弟そろってイ・ヒョギョン(イ・スンヨン)に好意を寄せていたが、ヒョギョンは兄チャニョクと結ばれることになり、チャヌは自暴自棄に。一方、ヒョギョンは、母親からソン兄弟との付き合いを反対されていた‥。
このドラマで、ヒロインのイ・ヒョギョン役を演じていたのが、イ・スンヨン。1968年生まれの今年52歳で、日本の女優でいうと鈴木京香や松下由樹などが同世代だ。
大手航空会社(大韓航空)で客室乗務員として勤務した経験を持ち、ミスコリア出身らしい美貌で世の男性たちを虜にした。トーク番組の司会をそつなくこなし、パーソナリティーとしても活躍。当時韓国ではテレビ界の大スターだった。
また俳優キム・ミンジョンと長く交際していたことで有名だったが、2001年頃に破局。1990年代のトップスターとしての人気は2000年前半まで続いた。
2007年に2歳年下の在米韓国人事業家と結婚し、2009年に女児を出産。しばらく女優業を一時休止していたが、2010年に放送された『スカーレットレター -裏切りの代償-』のヒロイン役で復帰した。
そんなイ・スンヨンが最近、健康のためダイエットを始めたと告白し、話題を集めた。
イ・スンヨンは今年5月、甲状腺機能低下症の診断を受けた事実が明らかになった。甲状腺疾患は女性に多く見られる病気の1つで、外見的には、体重増加やむくみなどの症状が現れることで知られている。
ファンから「どうしてこんなに太ったんですか? 前の姿に戻ってください」と言われたこともあり、11歳になる娘を持つ母親としても、元気な姿で子どもともっと長く一緒にいたいという気持ちが健康に対する意識を高めたようだ。「必ずダイエットに成功し、元気な母親の姿を子どもにも見せたい」と、ダイエット成功への意志を示した。
いまも女優として高い美意識を持つイ・スンヨン。再び美しい姿を見れる日は、そう遠くないだろう。