トッケビのあの子?名作で子役を演じ、将来を期待させた’あの俳優’の近況
イ・ジョンソク、イ・ドンウク、イム・シワン、チョン・ヘイン‥多くのスター俳優の子役を演じてきたナム・ダルム。韓ドラファンなら、きっと一度は観たことがあるだろう。そんな彼は現在18歳の青年へと成長し、秋に放送予定のtvNドラマ『スタートアップ』に出演することが明らかになった。
先日、miss A出身のスジとナム・ジュヒョクが主演を務めるtvN新ドラマ『スタートアップ』のメインキャストが発表されたが、新たなキャストが仲間入りする。
これまでに多くの作品で、名優たちの子役を引き受けてきたナム・ダルムだ。
最近、所属事務所が掲載するオフィシャル写真を新たなものへ更新したため、すぐに彼が何者であるか分からない人もいるだろう。
しかし、彼は7歳から俳優生活を始め、18歳ながらすでに芸歴が11年も経っている。
デビュー作は、『花より男子』(2009)。キム・ヒョンジュン演じるユン・ジフの子ども時代だ。
これをきっかけに、ドラマ『パートナー』(2009)、『神と呼ばれた男』(2010)、『馬医』(2012)などで子役として出演。高学年になると、ドラマ『スリーデイズ』、『ピノキオ』(共に2014)でパク・ユチョンやイ・ジョンソクの少年時代を演じるようになる。
イ・ジョンソクに関しては、ドラマ『ピノキオ』『あなたが眠っている間に』(2017)、映画『君に泳げ!』(2013)と、3回子役時代を演じたほど縁がある。
そして『トッケビ(原題)』ではキム・シン(コン・ユ)に助けられる青年役を演じ、端正な顔立ちと印象的な演技で「あの子は誰?」と視聴者の関心を集めた。
『スタートアップ』では、キム・ソンホが演じるハン・ジピョンの青年時代を演じる。
本作を手掛けるのは、彼が過去に出演したドラマ『ホテルデルーナ』のオ・チュンファン監督と、『ピノキオ』を手掛けた作家パク・ヘリョンがタッグを組んでおり、この作品にキャスティングされたナム・ダルムは、「お二人が良い作品に呼んでくださり嬉しい。信頼をいただけた分、良い演技で恩返しがしたい」とコメントしている。
ナム・ダルムは20歳を目前にしており、恐らく子役・青年時代の配役は卒業間近と予測される。メインキャストの過去を演じることは、その人物の重要なターニングポイントを演じるという意味であり、彼にとっても演じることに関して多くの学びを得たのではないだろうか。
未来の韓国俳優界を背負って立つのでは、と思わせる高い演技力をすでに持ち合わせている彼の演技に、今後さらに注目が集まりそうだ。
なお、ドラマ『スタートアップ』は、今年10月に放送予定となっている。