韓国ゾンビブームは2020年も続く!’半島’ アジア主要興行成績ランキング総なめ

 

 

韓国ゾンビブームを巻き起こした映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』から4年後を描いた韓国新作映画『半島』。その人気は韓国国内にとどまらず、海外でも驚異的な興行成績を記録している。

 

映画『半島』(ヨン・サンホ監督)が、韓国国内だけでなく海外でも記録的な興行成績を上げている。

 

映画『半島』(写真提供:©スポーツ韓国)

 

 

映画配給会社NEWによると、『半島』は韓国を皮切りに台湾、シンガポール、マレーシア、ベトナム、タイ、モンゴル、ラオスの映画興行ランキングを総なめしたという。


まず、15日にハリウッド・ブロックバスター規模で封切られた台湾では、公開3週目に累積売り上げが1,000万ドル(USD)を突破し、今年の台湾の最高興行映画となった。これは今年2月に公開されたハリウッド映画『BAD BOYS:フォーエバー』(450万ドル、USD)の2倍以上の成績だ。

ベトナムでは、累積の売り上げが333万ドル(USD)を突破し、『パラサイト 半地下の家族』(2019)を抜いて、同国で公開された韓国映画の中で最高興行新記録を樹立。

 

また、映画館内で観客同士の距離を置くことにより、最大50席のみ観覧が可能なシンガポールでも、累積売上高が150万ドル(USD)を突破し、 アカデミー作品賞にノミネートされた話題作『1917 命をかけた伝令』を抜いて、今年の最高興行作となった。

 

映画『半島』で主演を務めるカン・ドンウォン(写真提供:©スポーツ韓国)

 

 

今月29日には、ラオスでも公開後1位でスタートを切り、アジア諸国で興行成績ランキング1位を総なめ。”韓国ゾンビ シンドローム”を巻き起こし、スポットライトを浴びている『半島』は、国内を含め計8カ国で累積興行収益が4000万ドル(USD *日本円で約42億円) を突破しており、今年のアジア映画界の最強作品であることを立証した。

新型コロナウィルスによるパンデミックの中で、驚くべき興行成績を上げている『半島』は、8月に北米と北欧一帯でも封切りを控えており、アジアに続いてもう一度興行突風を続けることができるのか、関心が集まっている。

 

https://danmee.jp/knews/koreanmovie/koreanmovie-topic-5/