昨年12月、難波に冷凍食品の食べ放題の店ができたようで、何度かテレビで見ました。
最初見たときは特に惹かれなかったのですが、2回目に見たときはなぜか「話のネタに経験しておくのもいいかも」と思いました。
概要はYoutubeに動画が何本も上がっています。
私も事前に見て参考にしました。
大まかなシステムは以下の通りです。
・ノンアルコールコース45分1200円(税込)+15分ごとに600円
・支払いはクレジットカード、QRコード決済等のみで現金決済不可
・冷凍食品持ち出しは一度に2個迄、電子レンジ同時使用も2台迄
・ドリンクバーやクレーンゲームも無料(ゲーム景品菓子は持ち帰り可能)
話題になってる割には客は少ないらしいと動画や口コミで見ました。
時間制限があるのにレンジの順番待ちなどがあったら意味がありません。
近くに行く用事があったので、混んでいたら入店せずに帰るつもりで向かいました。
久しぶりの道頓堀。
見た感じ8割くらいが外国人でした。
店は阪神優勝時の飛び込みで有名な戎橋の南詰交差点に面したツタヤビルの地下です。
かに道楽の向かいのビルです。
エスカレーターで地下一階に向かいます。
降りると店前ホールで、ホールと店内を区切るドアや壁は無く、いきなり店です。
最初に入口で受付。
説明を受けてアルコール有り無しのコース選択をし、手首に巻く紙バンド(店員が客であることを認識するため)と伝票を渡されて着席。
スタート時間は受付カウンターのデジタル時計基準で分単位計測で切り上げてくれます。
例えば受付が12時32分33秒なら「12時33分スタート」です。
席は自由席で、午後でランチ時間を過ぎていたため空いていました。
なるべく電子レンジに近い席に着席。
動画を見て金パッケージのハンバーグを食べたいと思っていたので、最初はハンバーグと鶏唐揚げ。
こんな感じで陳列されているのですが、やはりファミリーサイズが多い。
焼売など食べたいのですが、一度に同種類をたくさんはちょっと・・・。
紙皿やカトラリー、調味料類は自由に使用できます。
出来上がりました。
唐揚げ6個はちょっと多いですが、好きなので行けると思っていたら落とし穴が・・・。
おかず向きに作られているため塩辛い。
次は飯類。
チャーハンも普通の商品1パックは2~3人前あるので、1人前パッケージのこれとハンバーグの味違いを。
今度はパスタと鶏肉が小さそうなものを。
このチキンもおかず向きで塩辛い。
鳥軟骨唐揚げとシャウエッセンドッグ。
これも1本でいいのよ。
軟骨唐揚げは少量ですがこれまた塩辛い。
パッケージは撮り忘れました。
最後はパスタとデザートに抹茶クリーム今川焼。
これも1個でいいんですが。
今川焼のクリームが熱く、食べるのに難航。
最後の今川焼5個完食が響いて、アイスクリームは時間的にも腹的にも無理でした。
撮影を忘れましたが、ドリンクはアイスコーヒーとウーロン茶をいただきました。
クレーンゲームはやっていません。
2分残しの43分でチェックアウト。
会計1200円の支払いはLINEペイで行いました。
レジはキャッシュレス決済のみですが、有人対応です。
これから行かれる方への注意点として気づいたことです。
まず、全体に塩辛いです。
ビュッフェで満腹感以外に甘さで嫌になる経験はミスタードーナツや不二家で経験がありますが、塩辛さで嫌になるのは今回が初めてでした。
次に決定的に野菜不足。
パスタなどに野菜が入ったものもありますが、気休め程度。
少しは緑のあるものをとジェノベーゼパスタを食べましたが、全然足りないです。
そして一袋に何個も入っており、「多種類を少しずつ食べたい」という欲求は満たされません。
私はこれがビュッフェに行く最大の理由の一つなので、満腹になっても不完全燃焼感が残ります。
幸せな気分になったとは言いがたいので再訪は微妙です。
値段が安いので、全くないとも言い切れない。
金額だけで考えると十分に元は取れるので、いろいろな冷凍食品の味を試したいという方には良いと思います。
まだ知られていないのか、需要がないのかはわかりませんが、この地域の飲食店にしては珍しく外国人客は全くいませんでした。
ツタヤの経営母体カルチュア・コンビニエンス・クラブの経営らしいですが、オープン1カ月以上も経過しメディア露出も多いのにこの客入りだと経営は大丈夫かなと思ってしまいました。
冷静に考えて、1,200円で冷凍食品4個を買って家でゆっくり食べた方が無難ではあります。
このビジネスモデルはリピーターに繋がりにくいよなぁ。