前回からちょっと時間が開いてしまったけど、スリランカ編を書いていく。

https://ameblo.jp/cx0293/entry-12457910998.html

 

訪問時期: 20169

滞在期間: 空港近く→Mud-House→シギリア→コロンボ、計7

 

この国は、IndiaNepalSri-Lankaとインド系の国3つで比べると最も旅行しやすい国だ。電車の窓ガラスが汚くて殆ど景色を見られないし、街中が決して清潔とは言えないけど、まあ相対的に見ればまあ衛生的な方なんじゃないか。海に囲まれた島国だし、世界遺産も確か8ケ所くらいあったと思う。なんとPrivateカーで移動する事も多かったので、安心して旅できたのも本当だ。カレーもインドみたく単品ではないし、食生活が豊かなのも朝食の写真一枚で伝わるんじゃないか。

 

キャセイパシフィック航空で香港経由でコロンボ空港に着くのは深夜だった。空港はまだ新しく、インドやネパールよりも機能的に造られていた。余計な警戒心も不要なようだ。いつも通り、その日の宿は予約していないので、空港の到着ロビーを当たってみた。どこかのデスクに頼んでbookingしてもらった。宿の手配を待っている間に「どうぞ」と言われて丸い茶色の甘い菓子をもらった。もう3年記憶は曖昧だけど、

 

<いきなり菓子>

 

そこの宿から送迎が来てくれて、宿へ向かう。かなり広々とした家だった。ホテルって感じではなかったのだ。24:00を回っていたし、もう本当に眠るだけ。

 

翌朝の朝食でビックリ。えっ、こんなに沢山でてくるの! 色取りも良かった。どうも客人は私一人だけだったし、御主人と奥さんと話しながら食べた。

<初めての朝食>

 

食べ終わる頃に「これからどうするの?」と訊かれた。交通事情が判らなかっただけに出たとこ勝負で「Mud Houseに行きたい」と言ってみる。そうすると甥みたいな男が出てきて「彼が連れて行ってくれる」と紹介してくれる。

 

「地球の歩き方」か何かに、スリランカは交通機関があまり発達していないので、privateカーで回ると書かれていたけどそれか、と思ってその話に乗ってみる。ただ、ここでは値段交渉を何もしないで先ず車に乗った。

<宿のFamily

 

さて、スリランカの西海岸を北上していく事になった。ニゴンボ・ビーチで一休み。波打ち際には芋洗い状態でスリランカの人達が戯れていた。ビーチなんだけど水は濁っていて期待していたモノと違う。面白いもので漁村の端っこがビーチになっており、近くではイワシかアジの開きを干している。漁師の作業場なのであまりに魚臭かった。

 

スリランカ島は概ね涙の雫のようなツルンとした楕円形をしている。時計に喩えるとその島を8時の辺りから11時くらいの位置まで辿り着く。地名はアナマデュワ(Anamaduwa)で日本人にとっては舌を咬みそうで発音しにくい。5時間くらいdriveしたのか、正確な事は覚えていない。ただ、不思議だったのはここから。

 

宿に着けばDriverの役割も終わるし、それでお別れだと思っていた。事実、私はこの「The Mud-House」に2泊するつもりだった。彼にそう伝えたのだが「自分もここに泊まる。Driver用の部屋もあるからそこに泊まる。明後日どこへ行くのか?」と言ってくる。うん? 大丈夫なのか? 

 

最終的にこのdriver氏にはその2日後にシギリア村まで送ってもらう事になった。私が1週間くらいスリランカに滞在すると言ったので、彼はどうやらその間ずっとdriverを務める気だったらしい。なので、シギリア村で別れる時にも「本当にいいのか? 大丈夫か」としつこかった。善意と言えば善意だし、ドライにBusinessと言えばBusinessだった。

 

これがスリランカstyleみたい。インドだと1日で何十人も相手に「No!」と言い続けるけど、ここはアフリカと同じ感じで攻められる。1人の現地人に結構しつこく言われる感じだ。

 

【2022.12.6~12.23】赤字部分を追記

 

【2023.4.22追記】延べ13回に分けて書いたスリランカ旅行記を再編成して弊HPにまとめました。宜しければご参照下さい。