★★★★☆

タージ マハル。
知らない人がいないほどの知名度の建物。
世界遺産中の世界遺産。

この名の由来は?
誰が何のために建てたのか?

これらを単なる知識として教科書的に示すのでなく
ムガール帝国に生きる一人一人の人生として
書いてある本です。

ここでも出てくる問題。

世襲/実力   いかに統治者の世代交代を成功させるか
イスラム教/ヒンズー教  いかに根本的価値観の統一を図りコミュニティを安定させるか
嫉妬/愛情  人は何を端緒に動くのか

今も世界を悩ます問題である。
読んでよかった一冊。

永遠のタージ 清水 義範 (文庫 - 1999/2)