今日、ご紹介するのは、トラウマ必死の落ち込む映画no. 1 と呼び声高い
洋画「レクイエム・フォー・ドリーム」です。

原題はRequiem for a Dream(夢へのレクイエム)
洋画「レクイエム・フォー・ドリーム」は、2000年10月27日に公開されたアメリカ映画です。
日本では、2001年7月7日に公開されています。
この洋画「レクエム・フォー・ドリーム」は普通の市井(しせい)の人々が、ドラッグに手を染め、人生を壊してゆく様を描いています。
原作は脚本も手がけたヒューバート・セルビー・ジュニアの同名小説。

上映時間は102分。

監督はダーレン・アロノフスキー。
1969年2月12日 生まれのアメリカの映画監督・脚本家。
1998年のサンダンス映画祭において映画「π」で最優秀監督賞を受賞しています。
(映画「π」についても後日書きます。これも凄い)

ダーレン・アロノフスキー監督は2008年公開のミッキー・ローク主演映画「レスラー」で第65回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞。

2010年公開のナタリー・ポートマン主演映画「ブラック・スワン」でアカデミー監督賞にノミネートされています。
2022年公開「ザ・ホエール」ではブレンダン・フレイザーがアカデミー賞主演男優賞を受賞したことも知っている方も多いでしょう。
そして、この映画「レクイエム・フォー・ドリーム」でエレン・バースティンがインディペンデント・スピリット賞主演女優賞受賞、アカデミー主演女優賞にノミネート。

ジェニファー・コネリーもインディペンデント・スピリット賞助演女優賞にノミネートされています。

では、洋画「レクイエム・フォー・ドリーム」の出演者についてもう少し詳しく解説いたします。
ハリー・ゴールドファーブ役にジャレッド・レト。

2013年映画「ダラス・バイヤーズ・クラブ」で、トランスジェンダーのレイヨン役でアカデミー助演男優賞を受賞。
2016年公開映画「スーサイド・スクワッド」ではジョーカー役。
なぜかなぜか、2025年の「トロン:アレス」ではゴールデンラズベリー賞のワースト男優賞にもノミネート。

ハリーの母親サラ・ゴールドファーブがエレン・バースティン。

(1974年映画「アリスの恋」で歌手を目指す子連れの未亡人を演じ、アカデミー主演女優賞を受賞)
ハリーの恋人マリオン・シルヴァーをジェニファー・コネリー。

(2001年映画「ビューティフル・マインド」でアカデミー助演女優賞受賞。アリシア役は儲け役。いやいや、筆者には、1984年映画「ワンス・アポン・タイム・イン・アメリカ」のデボラかな。いや、1985年ダリオ・アルジェントの「フェノミナ」も捨てがたい!2022年「トップガンマーベリック」でも変らず美人!)



ハリーの友人のタイロン・ラヴをマーロン・ウェイアンズ。

(2000年に兄のショーンらと共同で脚本を書いたパロディ映画「最終絶叫計画」が大ヒット)

では、洋画「レクイエム・フォー・ドリーム」のあらすじを紹介します。ラストまで。
洋画「レクイエム・フォー・ドリーム」あらすじ
コニー・アイランドの集合住宅に住む未亡人のサラは、一人息子のハリーと暮らしている。
ハリーは高校を卒業したものの定職に就いていない。

サラもまた、家に閉じこもり、一日中、テレビを観るだけの生活を送っている。そんなサラのもとに視聴者参加型番組から当選電話がかかってくる。
思い出の赤いドレスで出演しようと夢見るサラ。だが、毎日、部屋で過ごすだけの太った今の身体ではドレスを着ることができない。
サラは食事制限を試みるがうまくいかず、友人に紹介された開業医にダイエット・ピルを処方してもらう。

一方、ハリーは友人タイロンと麻薬の売人を始め、その売り上げで、ハリーはデザイナー志望の恋人マリオンとブティックを経営する夢を描き、タイロンはゲットーからの脱出を夢見る。

ハリーは、サラの落ち着かない様子や歯ぎしりから、ダイエット・ピルが覚醒剤であることに気づきやめさせようとするが、サラは耳を貸さない。
サラの体重は見る見るうちに減っていくが、次第にダイエット薬に依存しすぎて中毒に。

順調だったハリーとタイロンのヘロイン密売も次第にうまくいかなくなり、挙句の果てにマフィアの抗争に巻き込まれてタイロンが逮捕され、その保釈金のために二人は儲けをすべて失ってしまう。
ハリー、恋人のマリオン、タイロン、それぞれが薬物に溺れるようになる。
新たな薬物売買の市場を求めて、ハリーとタイロンはフロリダへ向かう。
道中、タイロンの心配をよそにハリーはヘロイン注射を繰り返す。

マリオンは、麻薬欲しさに売春をし、やがて地下クラブで凌辱プレイの見世物となる。
ハリーは左腕の細菌感染の痛みから病院へ収容、付き添ったタイロンも通報されて投獄されてしまう。
一向に番組から連絡のないことにしびれを切らしたサラは赤いドレスを着て、テレビ局に乗り込み、騒ぎを起こして強制入院措置を取られる。
タイロンは白人の看守に罵られながら、日々強制労労働を強いられる。
ハリーはやむなく左腕を切り落とされる。

様々な治療薬を試すが効き目のないサラには、電気ショック療法が試される。
ラスト。
ハリーは病室に横たわったまま、自分の今の姿に激しい後悔をし、サラはベッドで再びテレビ出演の夢を見る。
マリオンは凌辱プレイの報酬で得たヘロインを握りしめて部屋の天井を見上げ、タイロンは懲罰による強制労働で疲弊して眠りにつく…。
(トラウマ映画でしょ?)
映画「レクイエム・フォー・ドリーム」のトラウマ度
映画「レクイエム・フォー・ドリーム」は2009年にイギリスの映画雑誌「エンパイア」が発表した「落ち込む映画」ランキングで第1位に選ばれました。
映画「レクイエム・フォー・ドリーム」は誰も救われない映画です。
劇中に流れるテーマ曲は”心にささくれ”を作る名曲。
(一度は耳にしたことがあるはず)
映画「レクイエム・フォー・ドリーム」は、それでも見るべき映画です。
ダーレンアロノフスキー監督お得意の”寄りのシーン”とカット数の多さ、編集の巧みさは最後まで見るものを惹きつけて離しません。
(これだけたくさん撮ってもらえたら、役者冥利につきるな)

最後、
サラもマリオネットもタイラーも胎児のように身体を丸めて眠りにつきます。
(この体勢は不安やストレスを現すとも言われている)
トラウマ必死で希望のない映画「レクイエム・フォー・ドリーム」は”昼間の晴れた日”に見るのが、おすすめ。
見終わった後、
青空を見上げて、落ちた気分を取り戻しましょう。







