夜尿症がお悩みの9歳の子。
これまでに1日もおねしょがなかった日はなく、
小学生になり、夜間の尿量が増えてきたので毎晩お母さんが夜中や朝方に起きてシーツを変えるほどになっていたそうです。
お母さんの寝不足も辛く、今後学校などでお泊りをする機会が出てくるまでには治したいと言っていました。



ホームトレーニングを始めて4ヶ月は変化がなかったのですが、一旦夜間の尿量が劇的に増え、その後、ピタッとおねしょが止まりました!
本人は朝まで起きずに寝入っているけれど、オムツが濡れていない!出ていない!とのこと。


9年間毎晩のことだったので、お母さんもはじめは信じられなかったようです。
それから半年以上たちますが、旅行や歯医者の後など強く緊張した後に1.2回失敗したくらいで、あとはありません。


お母さんも毎晩ぐっすり眠れるようになり、本人もこれでお泊りも怖くないですね。ひと安心です。


夜尿症は5.6歳を超えてもおねしょが続く症状です。
10歳でも10%、15歳を超えても2%ほどいるそうです。

夜尿症にはいくつかの要因があるとされています。
抗利尿ホルモンの不具合、膀胱の不具合、睡眠の不具合、心理的な負荷など、要因は人によって違います。

この子の場合は、顔や足、手の反射区をチェックした際、明らかにホルモンに関わる脳の部位の反射区に不具合のサインが出ていました。
ですので抗利尿ホルモンの不具合の可能性が高いとみて、そこをターゲットにホームトレーニングを組み立てました。

テンプラーナでは、体質、症状、その他生育歴など様々な角度からその子だけのオリジナルのホームトレーニングを組み立てていきます。
ベースとなるのは東洋医学の陰陽五行と、西洋医学的な解剖生理学です。


夜尿症などの比較的軽度な症状の場合は、スクールプロブレムトレーニングと言って、30分程度のトレーニングを週に3.4回行います。
この子のお母さんは、毎晩欠かさずにトレーニングされていました。
ホルモンシステムが正常に働き出すまでしばらくかかりますが、9年もの毎晩の夜尿症が4ヶ月半でピタッと止まったのはお母さんが毎晩トレーニングをした成果だと思います。
年齢的に思春期にはいる前だったことも功を奏したと思います。
10代に入り、思春期でホルモンバランスが大きく変化する時期は、体全体のバランスが揺らぐため、成果が出るまで時間がかかる場合があるのです。

Child&Woman Holistic Center は子どもと女性のためのホリスティックセンターです。
ソレンセン式神経反射療法をメインに、東洋医学をベースにした食養生や生活習慣の改善コンサルティング、心理的カウンセリング、エネルギー調整などを組み合わせて、根本的な治癒、真の健康を取り戻すお手伝いをしています。
恵比寿センター/千葉センター