JR「田端」駅から少し南へ行った処で不思議な眺めに出会えます
その名も「赤紙仁王通り」という不思議な名前の通りに面したお寺さん
真言宗豊山派 白龍山 寿命院 東覚寺 御本尊 不動明王
御府内八十八箇所霊場六十六番札所
九品仏順礼霊場第二番番札所 滝野川寺院巡り二番
谷中七福神の福禄寿が祀られています
山門は至ってシンプル左側の壁際に六地蔵が並んでいます
山門東側護摩堂前の仁王石像・・・・・いやいや不思議な眺めでは無い・・・・・
実はこの石像赤い紙が少し張られていますがお顔やお姿が良く判る状態でした
前回お詣りした時は全身を包まれておりお姿も分からない様な状態でした
江戸時代初期に建立された仁王像にはいつの頃からか赤紙(悪魔を消除する火の色)
を患部と同じ箇所に貼って、病気の身代りを祈願する事が習わしとなったという
普段はお顔など見えない位に全身赤紙に覆われているのですが・・・
今回は良く見ることが出来ました
吽形像
阿形像から吽形像の順にお詣りし祈願成就の暁には草履を奉納するそうです
沢山の草履が納められていました
阿形像には赤紙が貼られていました
護摩堂の内部には不動明王のお姿が
改めて山門から境内へ
室町時代中期に現在の万世橋付近に建立されたと言われています
池でしょうか?
墓所への入り口
水場もあります
地蔵菩薩像
弘法大師像
戦災により不動明王を除いて全て焼失し現在の本堂は昭和42年の建立です
金色に輝く大日如来像が本堂前に
本堂に架かる白龍山の扁額
御本尊の御朱印を拝受しました