桜の名所「飛鳥山公園」や「王子神社」には何度か行っているのですが

今回は「王子の狐」「江戸名所八景」等で知られた稲荷神社へお詣りです

王子駅西側の商店街に沿って数分歩いた処あしあとに鎮座する神社神社

此方が表門

奥の山上に鎮座している王子稲荷神社神社ですが併設している幼稚園の園庭があり

普段の平日は表門からは入れません

園庭の奥に鳥居と拝殿に上がる階段が見えています目

右手の小さな屋根は旧手水舎の屋根です

幼稚園のフェンスに貼られた案内板に沿って

「王子稲荷の坂」という急坂を上って行くと南の鳥居へ到着しますあしあと

此方から入ると社殿の建つ境内と同じ高さで神楽殿と社殿が目に入ります目

背後の崖の上は小学校になっています

王子稲荷の坂は結構な急坂ですおーっ!

石灯篭や常夜灯も江戸時代の奉納物が多く残っています目

奥へ進んで行くと先程表門から見えた階段の上へカメラ

旧手水舎には手水鉢は無く

間に建つ小さな鳥居は弁天が祀られている市杵島神社です

階段上の狛犬

カメラ

手水鉢が此方に

後の建物が社務所・授与所です

社殿と社務所の間を覗くと鳥居が見えます目

階段を上がって行くと古井戸と石灯篭がありましたカメラ

右奥に建つ小さなお社が本宮

狐にまつわる言い伝えが数多く残るこの神社境内には狐の石像が多数あります

本宮と書かれた扁額

更に奥を見ると沢山の鳥居が見えます目

亀山稲荷、嬉野森稲荷、北村稲荷の合祀殿

お隣に建つ「お石様」の社

堂内にいわゆる「おもかる石」と呼ばれる一抱えもありそうな石が置いてあります

願い事をして持ち上げた時に軽く感じたら願いが叶うという「願掛け石」

持ち上がったかどうかは内緒にしておきます

振返るともう一つのお堂が建っています目

落語の「王子の狐」の舞台としても有名な王子稲荷神社

現在は大晦日の「狐の行列」でも話題になっていますが

実際に狐が住んでいたと云われる穴がこの上にあります

此処がその「お穴さま」!?

下を眺めると沢山の鳥居が見えますカメラ

奥宮を巡ってから社殿前へ戻って来ました

創建年代は不詳ですが

三代将軍徳川家光が1634年に社殿を造営し

五代将軍綱吉、十代将軍家治等が造営、修繕を繰り返し

1820年十一代将軍家斉が極彩色の社殿を造営し修繕されながら現存しています

稲荷社の扁額お願い真顔

「関八州の稲荷の頭領」や「東国三十三国稲荷総司」と称される

所謂関東一帯のお稲荷様のトップという事だそうです

軒下の彫刻も見応えがあります気づき

靴を脱いで拝殿内へ上がれるとの事なので入ってみました

天井絵目

お詣りお願い真顔

拝受した御朱印が此方 右上に押された凧の判子は「火伏の凧」で

火防守護のご神徳でも崇敬を集めている神社ですニコ