久々に「CentOS7で作るネットワークサーバ構築ガイド」という分厚い本を購入。

- 単行本: 1010ページ
- 出版社: 秀和システム (2015/3/26)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4798043591
- ISBN-13: 978-4798043593
- 発売日: 2015/3/26
- 商品パッケージの寸法: 23.6 x 18.4 x 5.2 cm
買う動機となったのは、中身を見ての判断なのだが
Apache2.4、MariaDB5.5、PostgreSQL9.2と新しいものをかなり採用してるのと
Apache2.4系になると設定が違ったりするので細かい部分を知りたかったからでもある。
Apache2.2までに慣れていて、新しいの出た2.4にアップグレードするぞという感じで、
単純にやってしまうとはまりどころがあるので、初心者には要注意です!
ちなみに、Cent OS7になって何が変わったかというとざっとこんな感じ。
- カーネル3.10系の採用
- デフォルトで選択されているインストールが『最小限のインストール』になった。そのままインストールすると、ifconfigコマンド(ip aで代用可)すら入っていない。
- デスクトップはGNOMEがメインになった(KDEも選択可能)。
- systemd採用で起動処理が速くなった(sysvinitやupstart等の置き換え)
- firewallの設定はfirewall-cmd、firewall-configになった。これらのコマンドの後ろでiptablesが設定される。
- 古いハードウェアがサポート外になった。100MbpsのNICや3wareの古いRAIDカード等。smartarray P400等もサポート外になった。
- デフォルトのファイルシステムがXFSになった。ext4やBtrfsも選択可能。
- ブートローダがGRUB2へ。/boot/grub/menu.confを直に書き換えはだめ。
- 仮想化周りが最新のものに置き換わった。
- ruby2.0、python2.7.5、openjdk7、gcc-4.8.x
- Apache2.4、MariaDB5.5、PostgreSQL9.2(MySQL ServerはMariaDBに置き換えられたが、mysql用に書かれたプログラムは利用可能。)
サービスのON・OFFの切り替えやファイアウォールの設定方法は、CentOS6から様変わりしています。
最初のうちはmanコマンドでマニュアルを引きながら設定する事になると思う。
リリースノートはたとえ英語でもざっと目を通すと良いです。
全体的にはCentOS6までのノウハウが使えますが、サービスやファイアウォール回りで変更があるので、その辺に慣れる事が出来れば特に問題なさそうです。
- パッケージ類が新しい(ここ大事!)
- 起動が速くなった
- ファイアウォールの扱いがめんどくさい
- 安定性はRHELのコピーなので。。。
- yumでのパッケージ管理は従来通り
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