近江大橋最速伝説 -2ページ目

近江大橋最速伝説

クロス→ロード→TTと、自転車にハマった大学生の備忘録
社会人になったから近江大橋にはもういないよ!

未だにヒルクライムマシンのフレーム選びは終わらない。


けれどもヤツはもう来てしまった。




はい ドーーン



天地無用的なことが書いてあったのに、
Wiggleの箱のなかに逆さまで入っていたのはご愛嬌。



もちろん中身はヤツである。






Fast Forward F2R Tubular 240s (リアだけ)

お手頃価格44000円くらい+通関手数料やらなんやら2100円


未だに受け取りの時の手数料の基準が分からない。
DHLでGarminEDGE510を受け取った時は3000円以上取られたけど。
DHLのクソぶりは有名だし色々あるんだろう(?)




早速開けて持ってみた。





…驚くほどでもないね(´・ω・`)




660~670gくらい。

数値的はかなり軽いんだけれど。


違いのわからない男になってしまったか…



でもDura C24 クリンチャーのリアと比べれば、流石に軽い。


…F2Rはタイヤ付いてないけどね。






でも天下のDTハブだし、回転は凄いに違いない!

フリーを握って回してみる。







…驚くほどでもないね(ヽ´ω`) (n回目)




割と普通。 というかゴリンゴリン。

前に持ってた中華カーボンのPowerWayかなんかのハブの方が回る。


なんだよ!DTって童貞かなんかの略かよ!!(暴言)




まぁ…実際に自転車に付けた時のフィーリングはきっと大丈夫でしょ…

単なる空転だけなら、ウチにあるホイールの中で一番回るのは、
カメレオンテ純正である。

でも一番楽しいのはZONDAだし…


とりあえずフロントを探さねばならない。
正直フロントはノヴァテックハブの中華カーボンで良いんだけど。



そもそもヒルクライムマシンが完成して、
コレを付ける日来るのかな( ´゚д゚`)
旅行中の友人氏から預かったBLUE。

ブレーキが台座から手で動いたり(サイクリングエクスプレスのメカニックがクソだったのか、彼の乗り方がアレなのか)

ヘッドセットがやたら緩んでいたり(満足に自分でステムも交換できんのかァ!)


色々触るところがある。



どっちかといえば弄って満足している僕とは違い、
ちゃんと乗っているのは結構なこと。



Orduに比べると軽いのが羨ましい。

Orduは8.4kgだし、TTとしてはそれなりに軽いのだけれども。





ところがイジイジしていると、なんか変な音が聞こえる。



キュラキュラキュラ



…カタピラかな?

よく言う「キャタピラ」はCaterpillar Inc.の登録商標です!
公平な(?)人はカタピラで行きましょう!(なんのはなし)



とりあえずなんか異音がする。




これはもしや…!
あの有名な「BB30のよくある疾患」…!?


僕が勝手に崇めているSINGOMAN氏のブログでも取り上げられているが、
BB30は色々問題があることで有名なBBの規格である。

BB30終了のお知らせ BB30クランクは買うな
http://singomannobrog.blog.fc2.com/blog-entry-91.html


その構造から雨にやたら弱く、圧入して装着するためメンテ・交換も面倒。


異音は代表的な症状であり、出なかったらラッキーレベルらしい。



友人氏のBLUEはまさにBB30採用車。

「オッヒョwwwフロント周りをREDに交換ですかなwww」
なんて勝手に盛り上がる。


BLUEのコンポーネントはSRAMのセカンドグレードFORCE。
アメリカっぽい、SHITな動きと調整の分からなさに嫌気が差していた



オーナーの許可を貰ってバラしてみる。



ふむ…色々汚いのはご容赦を…



へぇ…


チェーンリング反対側のBBが若干ゴリゴリする程度で、
キュラキュラ言いそうには思えなかった。


とりあえずグリスアップして戻す。

初めてBB30の実物を見たけれども、

確かに軽そう。

そして確かに脆そう



素人目にも粉塵やら水がバンバカ入っていきそうな印象。


防塵?シール??っぽいパーツがコレである。



彼がシクロクロス的走りをしたから、こんなヘニョヘニョになっているのかと思ったが、
他のユーザーさんのブログを見る限りコレが普通らしい。



ゴムハンマーでぶっ叩いてもまっすぐにならないくらい硬いし、
コレはコレで意味がある形なのだろうが…



バラす前 クランクとBBの隙間から見えたコイツには、
色々なモノが付着していて不安感を煽った。


色んな所に摩擦しているように見えるし。




さて、グリスアップも終わり、取り付ける。


クランクグルグルー(キュラキュラキュラ


「」


クランクグルー(キュラキュラキュラ


????


クランクグルー(キュラキュラキュラ←なんかリアの方から聞こえる。








スプロケ&チェーン「ワイやで(キュラキュラー」




(>'A`)>ウワァァ!!



いや…バラす前にどこから音出てるか、確かめたはずなんですけどね…?





はぁどっこい。



いや 大事に至らなくてヨカッタヨカッタ…

オイルで直るかな…? 
それなりに走ってるティアグラのスプロケだし摩耗関連かな…?
友人氏のDURA-ACE WH-9000-C24-CLのお話。






自転車のメンテを、ショップに丸投げするか、
自分で頑張るかは人それぞれ。
僕は単純に財政的にアレだから自分でやっている。


ショップに丸投げしていた友人氏の一人は、
僕の整備技術がそれなりになるにつれ、僕に依頼してくるように…


ギャラとして色々貰えるし、あっちもお金が浮いて良い。



彼はロード2台持ちである。

僕がカメさんを買った時期と同じくして購入した、
Raleigh Airlite 300 Tiagra 2012




そして3,4ヶ月前にサイクリングエクスプレスで買った、
Blue Competition CycleのAC1 Force Aeroである。




今でこそラレーのホイールをフルクラムのRacing5に変えたものの、
それまではDuraAceで大学に来ていた。

贅沢甚だしい(; ・`ω・´)


なんか彼が旅行に行く間、色々使っていて良いらしいので、
Duraを使わせてもらった。



シマノ DURA-ACE WH-9000-C24-CL。

決戦用として使う人もいるようだが、どうだったのか。






「けっこう良い」(上から目線)


ヘタレな僕が、天下のデュラエースなんか評価しちゃいけない。


でもこれはむしろ僕のような人のほうが合うホイールじゃなかろうか?



普段僕はCampagnoloのZONDAを使っている。

ZONDAは適度に柔らかく、ロングライドでは上位のShamalやEurusより分があるとされる。

このC24クリンチャーも似たような印象を受けた。



クソ硬いホイールなら輪行袋を取り出したくなる距離を走った後でも、
多分コレならもうちょっと頑張ってみようかな?くらいには思えそう。


下手なカーボンディープ(F6R)履くくらいなら、
こっちの方が速度維持も楽だった。


あと走っているところからの再加速も良い(ような気がする)




僕的なデメリットとしては、

・ZONDAの上位互換みたいな感じなので、凄い新鮮味があるわけではない。

・シマノ全ホイールに言えるけど、グラフィックが地味過ぎる(PROは割と良いのに…)


だから、あったら良いなとは思うけど、自分じゃ買わないだろう。

半額で擬似C24を感じられる(?)ZONDAが凄いんだろうけども。



あ! ラバー砥石で磨いときましたよ(๑╹ڡ╹๑)
今回は否定的な記述が多々ございます。
ご了承の上、お読み頂ければ幸いです。

あと長いです。


というわけで「ホイールを使うために」という言い訳を以って、
新たに自転車を組むことになった。(しかもカンパハブ)


衝動買いしたのは、お手頃価格で有名なFFWD、ファストフォワードの軽量モデルF2R。
僕は同社のF6Rというディープホイールで、酷い目にあったので正直メーカーへの印象は微妙。



FFWDのホイールを買う方は、だいたい「初カーボンホイール」とか「初ディープ」だったりするので、ネットに転がっているレビューはだいたいフィルターがかかっている感。

僕はF6Rを何から何まで気に入らなかっt



今回購入したのはDT SWISSのハブモデルなので、最悪フリーをシマノに交換することもできる。
ヤフオクで1万くらいで出てますね。シマノフリーボディ。

(いや最悪の場合は全てをなかったコトにしてヤフオクに転売か)

 
…FFWDとは色々あったけど、今度はDT SWISS製みたいなもんだし多分大丈夫でしょ(?)
リムさえクソじゃなければ。

FFWDのリムがGIGANTEX製でPLANET Xとかで安く買えるみたいだけど、F2Rみたいにローハイトリムも同じくGIGANTEXなのかね?




さて。

平地はオルドゥで爆走することにしているので、
新たなマシンはヒルクライム特化にしたいと思っている。

そしてコンポはカンパニョーロが良い。

となるとイタ車が狙い所になるわけだけれど…
とりあえず僕の中で候補を絞ってみた。



候補1 DE ROSA AVANT 2008



デローザは以前から欲しかったメーカー。
今流行の弱虫ペダルでは、京都のアレな人が乗っているから弱虫ペダルファンからは評価がアレだが、ハートマーク効果で女子にカワ(・∀・)イイ!!って言われることに定評がある。

そんなことはともかくとして、AVANTは2011年頃にカタログ落ちしたモデル。
ミドルグレードのモデルだが色々造形がカッコ良く、没落し始める前のデローザが作ったこともあり、惹かれる。

AVANTは2015年から復活するようだが、「中華カーボンに色塗ってシール貼ってやったから買えよ貧乏人どもwwww」感が強いモデルとして復活してしまった。



旧型の2008年モデルは某通販サイトでちょうどいいサイズが有り気になるところ。



候補2 DE ROSA R888 Super KIng



「中華ガー」とか言ってるくせにこの選択。
だってカッコいいんだもん

近年デローザが出している廉価モデルのR838やR848が、中華圏の企業であるXpace社が開発したフレームをまるごと買い取り、塗装してシール貼っているモノというのは有名なお話。

いや塗装とシール貼りすらデローザ管轄じゃないかもしれないけれど。
COLNAGOすら「CLXはGIANTに作ってもらってまーす」って公言してる時代だし、そういうもんなのかもしれない。
このR888は伝統のKingの名を冠したこともまた批判が多かった。

その辺りはこのお話を…

De Rosa ロゴの性能
http://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=8219&forum=48

でも僕はシナレロとかいう、他社生産とかそういうレベルのもんじゃないのに乗ってたし、その辺は別に良い。でも知らずに買った人が、この事実を知った時…



SuperKing(以降スパキン)は、公式によると

「路面から吸収した振動をシートステーとチェーンステーへと均等に分散させるHAD(Harmonic Active Damping)テクノロジーによる抜群の快適性や、短いリアセンターによる俊敏性などを以て~」

らしく、登坂特化モデルではないものの、「俊敏性」というところで、今回の僕のそもそもの要望である「踏んだらウンとかスンとか反応してほしい」に応えてくれそう。
ガチポジションなジオメトリでもないし、ロングライドもイケそうだし。


候補3 Bianchi Sempre PRO 2014



ビアンキのセカンドモデルであるセンプレ。
同じくセカンドモデルであったインフィニートがCVになって、トップモデルのオルトレ級の価格になってから少し影は薄くなったものの、プロの使用に耐えうるフレーム。

これは単純に僕がカメさんをすごく気に入っていて、どうせならロードもビアンキのが欲しいという願望。
2015年モデルはかなり単色な感じのカラーリングで好きじゃないし、2014モデルなら探しようもあるかと…



いやぁ…Bianchiの2015年カラーはなんか全グレード アレなんだよねぇ…
某掲示板のBianchiスレでも否定的な意見多かったし…2012くらいのが好きだったなぁ…





候補4 Cannondale CAAD10



ご存知「カーボンキラー」、「アルミの雄」CAAD10。
そこらのカーボンフレームじゃ太刀打ち出来ない軽さを誇り、気になる1台。

僕は今まで欧州・アジアのモデルしか手にしたことがないので、アメ車も欲しいとか考えたり?

1つ気になるのが、友人のCAAD8に乗らせてもらった時、「気持ちよさ」というものを感じなかったような?ということ。

クロスバイクに乗っているようなモヨンモヨンした乗り心地…
ガツーンと来るイメージのアルミっぽさが無かったのはすごかったけれど…


いやフラットバー仕様もあるし、そういうもんなんだろうけれども。


CAAD10は近くのディーラーに試乗車があったので、乗せてもらおうかと思う。

カラーリングにそんなこだわりを感じないのがマイナスかな(ヽ´ω`)



こういうのは悩んでいる時がつらいけど一番楽しいので、もうちょっと考えたい。
僕の中ではスパキン優勢だけど…アレはもうちょっと頑張ればIDOLに手が届きそうで…

調べれば調べるほど、変に耳年増になっていくのも考えものではあるけれども。
成績発表が行われ、無事に単位を取り終えた僕は卒業するだけとなった。

安堵し、暇になったこの数日間 オルドゥで走りこんで分かったことがある。



「面白くない!」


いやなんと言えばいいのか。


「オルドゥ速EEEEEEEEEEEEEEEEEE」


とはなるし、高速域で爆走することには快感を得られるけれども、

シナレロに乗っていた頃のような、
「踏んだら応えてくれる」みたいなのが無いことに寂しさを感じる。



ここ数日、僕は悩んでいた。

コリマのディスクや、ZIPPのような飛び道具的ホイールを投入し、
いっそ自転車という趣味を完全にTTに振ってみようか、




それともZIPP代となる20万弱で、「応えてくれる」自転車を組んでみようか…
「踏む」となったら登りに強いフレームが良いなぁ…(´・ω・`)
どうせならCampagnoloのコンポとか触ってみたいなぁ













>>>>ダメ人間<<<<



まぁたかだか20万でSuperSix Evoなんか組めるわけ無いんだけど。





そんな時、友人が
「すんごい良い感じのヒルクライムコース見つけたやで~」
とか言い始める。


人がどっちにするか(一応)迷ってる時に・・・!





僕は昔から追い込まれないと決断できない人間だった。

だから追い込んだ。

今持っているシマノのコンポすら使えないように(?)

完全に新規から組めるように。







もうヒルクライム用ホイール買っちゃった。





いやぁDT240S仕様なのに安かったなぁ・・・
フロントは別に調達だけど。



やっぱTTバイクはTTバイクとして存在すべきなんです!
だからロードはロードで持つべき!うんうん!!


フレーム選定はまた次回。
僕が普段使っているホイールはカンパニョーロのZONDA。

アルミで5万以下のホイールとしては鉄板中の鉄板らしい。
カメさんカスタムで最初の大きなパーツ交換として購入した。


(気合を入れてチューブレス対応の2Way-Fitを買ったので、円安になった現在では5万じゃ買えなくなってしまったけれども)


僕の持っているホイールの中では1番使い込んでいる。
ハブのメンテなんかはしていたけれど、外観は使い込んでいる感が出始めていた。


顕著なのがブレーキの当たるリム部の黒ずみ。
シューに刺さった何かで若干ダメージが入っているところもあるし、
黒と銀のまだらになっていて、なんか気持ちよくない。


ということでググって評判良さそうだったコレを購入。


HOZAN K-141 ラバー砥石(#120)である。

ウエムラサイクルパーツの通販で送料無料ラインの5000円に合わせるのにもちょうど良かった。
…770円だったけどAmazonの方が安いかも(ヽ´ω`)


水で若干濡らし、ひたすら磨く。
砥石なので無駄に摩耗させない程度に。


これは地味に腕にクる…


それなりに力を入れないと研磨できないし、
両面・前後なので4面を磨かなかればならない…



ふぅ…



見ての通り、左がBeforeで、右がAfter。
これはなかなか良いものである…(ピッカピカ

前述のように研磨なので、何度もやって良いものではないけれど、
ゴシゴシするとピカピカになっていく過程の気持ちよさはなんとも言えないもの。


人様のホイールにもやりたくなります。
念願のオルドゥを手に入れた僕。

このオルドゥシルバーという自転車はエントリーグレードのTTバイク。
だから完成車は5700系105とか、必要十分なグレードのコンポしか積んでいない。


諸君。私は過剰が大好きだ。


過剰とは言っても、貧乏学生にフルDuraは無理だったけど。
フレームで買うとコンポも自由に選べるのが良いと思う。


あと前回写真を上げたのでお分かりかと思うけれども、
僕のオルドゥはTTバイクでありながらドロップハンドル仕様。


完成車のオルドゥは、TTバイクだからちゃんとエアロなDHバー付き。



オルドゥはTTバイクながらロードバイクとしても組めるっていうのがウリで、
(シートポストもちゃんと2パターンの2本が付いてくる)
実際にロードとして組んでいらっしゃる方も多い。


千早オルドゥのオーナーさんも、エアロバー禁止のレースに出られるときはドロップ化。



個人的にはドロップ化した姿のほうが好きだったりして。
だったら最初からエアロロード買えって言われてしまいますが…

琵琶湖の周りを走っているとエアロバーの方が楽なんだろうなぁとは感じる。
その辺は財政と相談で…


まだ今日の時点で200kmほどしか乗ってないので感想はアレだけど、
多分踏んだ時の反応はシナレロの方がいい(ロードとTTで比べちゃダメか)

その代わり「気付いたらこんなスピードに!?」みたいなことが、
何回かあったので本当に直線・高速番長なんだと思う。

現状は満足なので一安心。

暫定スペック(?)2014/09/16
Orbea Ordu 2014

Frame: ORBEA ORDU Silver (SIZE51)

Fork: Ordu Silver Genuine

Crankset: SHIMANO DURA-ACE FC-9000 53-39T

Handlebar: FSA K-Force New Ergo Road Bar

Stem: 3T ARX Team Alloy Oversized Road Stem(90mm)

Computer: Garmin Edge 510 Team Bundle

Shifters: SHIMANO ULTEGRA ST-6800

Brakes: SHIMANO ULTEGRA BR-6800

Rear derailleur: SHIMANO ULTEGRA RD-6800

Front derailleur: SHIMANO ULTEGRA FD-6800-F

Chain: X11SL TI NITRIDE

Front wheel: Campagnolo Zonda 2Way-Fit 2013/FastForward F6R

Rear wheel: Campagnolo Zonda 2Way-Fit 2013/FastForward F6R

Rear cogs: SHIMANO ULTEGRA CS-6800 11-25T 11S

Tyres: IRC TIRE Formula Pro/Vittoria STRADA2

Pedals: SHIMANO R550 SPD-SL

Seat post: ORBEA CARBON ORDU

Saddle: Prologo Nago Evo 134 Nack


新型BORA ONEとか欲しいなぁ…
やっぱ本物が良い!
という買う前から分かってたような理由でまた乗り換えることに…

「今度こそ吟味して納得いくものを!」とは思ったものの、
結局またも即決するのだった。


とはいっても僕は◯イズロードやシル◯ストサイクルといった、
大して安くもない実店舗で買う余裕のない学生。
新機材を買うとなると、必然的にヤフオクか海外通販を活用することになる。


でも円安が進んできたことで、海外通販もアベノミクス前ほどの旨みはなくなった。
新進のサイクリングエクスプレスは頻繁に凄い割引をするけれど、
在庫が瞬殺されるorイマイチピンと来ないものばかり…

ちなみに105mmのディープでカメさんを置き去りにしていった友人氏は、
ここで彼の現在のメイン機であるBLUEの完成車を定価の半額以下で買っていた。




あと海外通販は受け取りの時に税金・手数料を払うのだが、地味に消費税の増税の重さを思い知る。
初期のサイクリングエクスプレスは、税金込みの価格表示で買いやすかったのに…



そんなわけで早い・安い・美味い(?)牛丼ファイターなヤフオクを物色。
まぁここからは色々早かった。

一時期ヤフオクではOrbeaのOrdu Silverが大量に出品されていた。
それもそれなりに安いと思える価格で。

Orbea Ordu。
それは僕が自転車に手を出すきっかけになったモデル。


このアイドルマスターの千早オルドゥは、当時のオルベアでのTTバイク最高峰。
この型は現在、セカンドグレードのOrdu Silverとして販売されている。
それがヤフオクに出ていたヤツである。


でもスペック厨である僕がセカンドグレードで良いのか?
トップモデルであるOrduを買わなくていいのか?

ぐーぐる【Orbea Ordu 2014】(ポチー





…旧オルドゥ(現Ordu Silver)の方がカッコ良くね?


そして、
大して自転車に乗り始めて歳月も経ってないのに、
我が家に「夢」が来た。




追記

このページに
「オルドゥシルバー 完成車 重量」
で検索して辿り着く人がいるらしい。


オルドゥユーザーが日本語で書いてるページはそんな無いし、
僕も買う前、情報がそんなに無くて困った。


TTバイクに軽量ぶりを求めちゃアレなのは当然だけれど、
まぁ…軽さは正義(ヽ´ω`)


ちなみに僕のオルドゥは、
6800アルテグラ+9000Duraクランク+ZONDAで8.44kgです。

フレーム重量測るの忘れてたなぁ…
現在の愛機云々について書く前に、悶々してた記事を…(?)

DuraAceは現在9000系。
クランクは4アームになり、見た目は賛否両論だが僕は好きだ。

現在の愛機の仕様は、ほぼ6800系アルテグラで構成されているが、
クランクだけは現物を見てすっかり惚れ込んでしまったDuraAceをおごってある。
(これはかつてのシナレロに付けてた時の写真だけども)


僕は「クランクはロードバイクの顔」だと思っているので、
最初は同じくらいカッコいい(と思う)SRAMのREDを使おうとも思っていた。


でもせっかくだから軽い方を使いたい。
REDはカーボンクランクで、Duraは金属だから他に色々違うとこもあったんだろうけど、
僕は重量を気にしていた。


でもDuraの重量を知りたい時、どこもかしこもクソみたいな表記をしていることに気付くと思う。

「平均重量:639g(53-39T、BB重量含む)」


BB要らんのじゃぁああああああああああ(ヽ´ω`)
僕は社外のセラミックBBを放り込んでいるので、計算はいろいろ変わってくる。

まぁDuraのBBは重量はっきりしているし(65gだっけ?)その分引けば良いんだけど、
そうなるとREDより圧倒的に軽いということになるではないか。

本当に574gとかあり得るのか?



白黒つけよう
FC-9000 170mm・53ー39Tの漢仕様クランクの重量とは!!



右!456g!


左!174g!



つまり全体で630g!




「BB重量含む」とはなんだったのか…

当時探した限りでは意外と実測重量公開している人いなかったんですよね…
どなたかのお役に立てれば幸いです。

シナレロとPINARELLO Dogmaの見分け方は何個かある。
たまにヤフオクに商品説明をボカしたDogmaが出品されているが、アレは…

はっきり「中華カーボン!」って表記してるなら、「チャイナリスク負いたくないけどシナレロ乗ってみたい」っていう人にとっては良いんだろうけれども(ヽ´ω`)



1、シワの数

一番有名なのがダウンチューブのシワの数。
この部分の画像検索をしても、シナレロの画像ばっか出てくるので分かりにくいが…


Dogmaのダウンチューブには特徴的な3段のシワがある。
シナレロにはこれが2段しかない。
割と目立つ。


2、カーボンの目の細かさ

これはオーダー次第でごまかせるから一概には言えないのだが。
Dogmaは1kカーボンという目の細かい、いかにも固そうなカーボンで織られている。
それに対し、シナレロは若干目の大きい3kカーボン製が多い。

要はカーボンの模様が1mm幅だったら本物。3mmくらいあったら(察し)ということだ。
これはカーボン地が剥き出しのカラーリングじゃないと分かりにくいポイント。


3、フォント

これは僕が買ってから気付いた点。
シナレロは「DOGMA」の「O」が横に長く、「D」が少し短い。

あとチェーンステーに書いてある「NANO ALLOY」のフォントが、
マイクロソフトのWordで出てきそうな安っぽいフォントなのだ…


~2014・12・21追記~

微妙なことに当ブログでアクセス数をコンスタントに稼いでいるこのページ。

きっと「欲しい」、「買ったけど~~のとこの組付けが…」みたいな人の需要?

レビューとしては、
・走りは気持ち良い
・購入は中華から自力で頑張れ
・組立頑張れ
・PINARELLOって書いて無いヤツ買ったほうが良いよ
(レビュー???)


欲しい人は勇気を出して自分でAliExpressへ。

転売厨が偽デローザと共にヤフオクに出してますけど、価格上乗せし過ぎです。
takuya390724←コイツ チネ( ー`дー´) ヤフオク運営も チネ( ー`дー´)

まぁデローザの輸入元・日直商会は、
「本件は対応しない」らしいのでSuperKingのコピー転売はご自由に。
僕はあの対応で真・デローザも絶対買わないと誓ったけど。
SuperKing乗りは全員中華カーボン愛好者として同一視して良いんじゃろ(?)


組付けに関して、
シナレロはフレーム内部のバリがエラいことになっているので、
ワイヤーを通して、ちゃんと変速させるのに手間がかかった記憶があります。

ライナーの通し方、出し方でなんとかしたような…
ヘッドチューブ横からチェーンステーの穴まで1本のライナーで通さず、
ヘッドチューブ横~BB下、BB下~チェーンステーと2本に分けると、
ワイヤーがフレーム内部でたるまずに通ると思います。

「シナレロはネット上に組立方法沢山上がってるから楽」は当時、嘘だと思ったね。

20141221追記終わり。



さて、ここからは自分語り( ˘ω˘ )
正規品プライドなんて~」とか言っていた僕。

シナレロを組んだ。
乗った。
アレ?これはとても良いぞ! 

そう シナレロはとてもいいフレームだった。
はっきり言ってしまえば今乗っているヤツより乗っていて楽しかったかもしれない。

踏めば踏んだ分だけ滑るように加速し、
「とてもONDAフォークにソックリ」なフォークは、コーナーの楽しさを教えてくれた。



だけども僕はシナレロを手放した。
理由。

それは「やっぱパチモンが嫌だった」の一言に尽きる。

フレーム自体は良い。
追加で送ってもらったフォークは折れなかったし、
激しくダンシングしても、ヤバ気な様子は見られなかった。


だけど、どうしても堂々とショップに乗っていけないシロモノ。
「いい自転車乗ってますねぇ!」って言われた時、どうしたら良いか分からない。
最初から分かっていたことだけれど、シナレロを好きになりきれない自分がいた。


良い自転車の基準。
それは実際の性能・フィーリングとして「良い」自転車なのか、
「良い」ブランドの「良い」グレードの自転車なのか。


人それぞれだと思うけれど、まだまだビギナーな僕の「良い」は後者だった。

そしてついに今の愛機であり、そして全ての始まりだった自転車を手に入れることになる(キリリッ


いやぁ~クサイ文章(´・ω・`;;)
長文失礼しました。