〈ストーリー〉
天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる『緊急取調室』。稀代のストーリーテラー・井上由美子氏が手掛ける完全オリジナル脚本をベースに、「取調室」という名の“密室の戦場”で行われる“銃も武器も持たない生身の人間同士の死闘”を描いた本作がこの夏、待望の第4シーズンに突入します!
【あらすじ】
北海道警察へ出張することになった「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の取調官・真壁有希子(天海祐希)は羽田空港へ。保安検査場で、提示しなければならない持病の薬の処方箋が見つからず、オロオロしている白髪の老女と出会う。とっさに手助けをした有希子は、同じ便に乗るという老女と共に搭乗口へ。別れ際、老女が発した「いい旅を」という言葉に、何とも言えない引っかかりを覚えながらも、自分の座席へと向かう。ところが…出発時刻になっても、飛行機は一向に離陸しない! そんな中、安全確認のため離陸が遅れる旨を告げるCAの機内アナウンスを聞いた有希子は、その声から異変を察知。様子を探るため、CAたちがいるギャレーに駆けつけると、CAのひとりが「ハイジャック」と走り書きしたメモを見せ…!
有希子はすぐさまキントリに連絡を入れ、そのままギャレーへ突入。すると、そこにはCAにインスリンポンプを突き付ける、先ほどの老女の姿があった! しかも、老女は人が変わったかのような殺気をはらみながら、「私は国民青年派の大國塔子(桃井かおり)だ」と名乗り、ハイジャックを宣言。駆け込んできた警乗警察官・山上善春(工藤阿須加)が人質解放と投降を促すも、塔子は一切ひるむことなく、爆弾を機内に持ち込んでいることを明かし、同じ便に乗っている国土交通副大臣・宮越肇を呼ぶよう要求! 宮越の汚職疑惑の真相を本人に語らせ、現政権の責任を問うと息巻き…!?
実は、塔子は50年前に国会議事堂前で“7分間の演説”を行い、活動家集団である国民青年派と機動隊の衝突を止めた活動家。黒い鉢巻をしていたことから、「黒い女神」と呼ばれたカリスマだった。しかし、その後は潜伏を続け、今やその存在を知る人間も少ない。そんな塔子がなぜ、50年の沈黙を破り、ハイジャック事件を起こしたのか――。謎が謎を呼ぶ中、有希子は事態を収束させるため、自分が人質になると申し出る。だが、塔子はこれを拒否。一方、宮越も塔子の要求を拒絶し…!
そんな中、“あってはならない事態”が発生してしまう。宮越の代わりに塔子のもとへやって来た第一秘書・東修ニ(今井朋彦)が、揉み合いになった挙げ句、命を落としてしまったのだ! その結果、現場にいた有希子に、世間から非難の声が浴びせられ…!?
『感想』
春ドラが続々と始まってきてるけど、さすがの真打登場って感じです(´∀`*)ウフフ♥。大好きな、見慣れた面々に再会できた安心感に浸らせてくれる間もそこそこに、初回からグイグイ攻めてくる緊迫感とスピード感がたまらない。ゾクゾクする。ドキ(✱°⌂°✱)ドキ
前シリーズから登場してキントリメンバーだった玉垣松夫が警視庁『サイバー犯罪対策室』に移り、キントリにいた善さんの息子で警視庁『警乗警察官』の山上善春が新たに加わってドラマが面白くなっているのでこれからの展開がとても楽しみです♪(大杉連さんの一瞬の映像も、嬉しかったです。じんわり来ました。)
久しぶりの桃井かおりさんの連ドラ出演、元革命家、元赤軍メンバー重信房子あたりをイメージしてると思う。雰囲気がピッタリでした😳。悪態ついて天海さんとやり合うとこ、さすがの貫禄があって面白かった。桃井かおりさんはやはり凄かった‼なんなんでしょう、あの説得力。涙出ちゃった演技や世界観に凄く惹き込まれるし、迫力あるし、面白いし、カッコ良い‼(*ノェ゚)b ★―お見事―★
やはり大物ゲストの太々しい悪役が、真壁さんと丁々発止やり合うのがこの番組の醍醐味です。今シーズンも楽しみ🥴。応援ヾ(●´Д`●)ノ゙してるぉ♪
どうやら今シーズンは単発の事件を究明するだけではなく、国交省と警察の闇を暴いていくようです。(。 ・д・)-д-)ふむふむ、なるほど
さて、1話目でたくさんの謎や疑問が残されました。
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警察、副大臣の宮越、そして塔子の関係はいったい…?
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そして期限を切られたキントリは本当に解散してしまうのか…?
確かに取り調べの可視化が義務となった今、この番組の設定の意味自体がなくなってしまいました。続けるのが困難となったから今シーズンで終了ということなのでしょうか。最終回まで目が離せません。ワクワク♪_( _・∀・)_