【あらすじ】 

富豪教師Q』にベテラン脚本家が参加することが決定し、死に物狂いで頑張ってきた圭佑(生田斗真)と仙川(菊池風磨)は大ショック!そんな中、令和のスター俳優・八神(岡田将生)が吉丸家を電撃訪問さらに奈美(吉瀬美智子)、絵里花(山田杏奈)、空(潤浩)は、圭佑が最終回の執筆を終えたら秘密を打ち明けようと決意!はたして、吉丸家に再び平穏な日々は訪れるのかそして、圭佑の脚本家人生はどうなる――

 

『感想』

ドタバタありつつも、実に美しくまとめられた最終回!この終わり方、大好きです‼。脚本家・吉丸圭佑が連ドラを最後まで書き抜き、作り手として一皮向けた一連の流れを見ていて、思わず熱くなってしまった*٩(ˊˋ*)و*。。最終回だからか、岡田将生さん演じる八神隼人も吉丸家に度々乱入するなど、お祭りっぽい騒がしさがあって最後の一秒まで楽しめた。笑えたし、ほっこりだし、じんわり感動できた♪突き詰めれば、自分と向き合うハメになる創作活動。つるつるという存在でコメディにしているが、結構深く深い穴に行きつきそうなテーマだった。(∪ω)ゞフムフム*

恐がっていた分身と最後は握手で和解するなんて、このドラマならではの大団円良かったね(*´σ-)エヘヘ書かされていた脚本を納得のいく作品に昇華できて、売れない脚本家を卒業・・・かな⁉😅

それにしても、ワガママなだけかと思っていた八神が最後に超いいやつになってた(̑)。圭佑に脚本を書く様に説得したり(熱量がすごかった)、圭祐に脚本書いてと吉丸家を訪問したり・・・。脚本家としての圭佑を信頼したからだけど、多少ワガママで連ドラもああいう人なら付き合おうって思うかも(^_-)-☆♪最後の最後に八神の事がいい人だとわかってよかったε(∗❛)з

そしてドラマ最終回は一緒に観たいと突如、吉丸家に押しかけてきた八神の膝にちょこんと座る空クンを見るに一見打ち解けたのかとも思えたが、『富豪教師Q』最終回オンエア中にも喋りまくる八神は、空クン、仙川から厳しい注意を受ける😅。最後までわがままスターっぷりは健在ですε≅()

後はあちこち丸く収まって良かった。しかも深夜枠らしいざっくりとした解決の仕方。ゴールデンであの解決だと文句言う人でてくるんとおもうが、第7話で名探偵となって家族の問題を調査した空は、最終回でも引き続き探偵に徹する。そして、今週も登場するのが空のアドバイザーである、クラスメイトの牧村千春チャン先週は組織運営の鉄則を連呼していたが、今週も空クンからの報告に「腐った組織じゃなかったのね!」と歓喜し、「空くん好き!」とまさかの愛の告白のキュンです☆。。(*)幼い2人の恋も気になるところです

あとラッパーのお父さん、本当に本当のお父さんだったのが驚き😱。奈美とあの人が一時期夫婦だったのか( ;)エッ!マジカ!?と色々考えると続編もあるかも期待してしまう ダメ?(*vд)オネガイシマス

その後の圭佑、そして、仙川先生と絵里花の恋の行方も気になります。自分の人生を見つめ直すことになる仙川の将来と絵里花との恋愛模様はTELASAで一挙配信される『書けないッ!? スピンオフドラマ~大学生 仙川俊也の筋書きのない人生~』で♪(っ〃'ω')))ドゾ。

 

■総括■

ファンタジーとリアルティーの融合が見事に成功したドラマだとおもう。本家の苦悩を笑いの中に感じ、作品に対する圭佑の思いも感じ、そして、家族愛もひしひしと感じる秀作で脚本家の福田靖さんが普段感じていることに空想をフュージョンさせて物書きの悲哀をコミカル描いていたと思う。

ツルツルを始め個性豊かなキャラクターとの絡みが面白く筆者の笑いの感覚にハマったドラマだった(∀+)キラッ⭐⭐

結局、圭佑は才能のある脚本家だったのでしょうか・・・。その答えは東海林の言う通り、10年後も仕事を続けていれば才能のある脚本家だったということになるのでしょうね・・・きっと。圭佑が『富豪教師Qの最終回を観て感じた「これで終わってしまうことが寂しかった」というセリフは、視聴者がこの『書けないッ!?』の最終回に抱いた思いを代弁しているように思えた。

また圭祐が言った「僕は僕だ。他人と比べても仕方がない」と言うセリフは脚本家の仕事のあり方を見出した圭佑のこの言葉が、ドラマの本当のメッセージのように思える。圭佑の才能に劣等感を抱き始めた奈美の自己嫌悪や本当の父親であるDJ YOOに会わずに今の家族、今の自分に向き合った絵里花と、全ては「僕は僕だ」という答えに繋がっていくとおもった。

最後、圭佑と桜子の関係がいつの間にかうやむやになっていたのは少々気になりますが、桜子が脚本家としてデビューし、監督の角を手のひらで転がしているところを見ると、根っからのあざとさでどんどん仕事を取りにいく未来が見えるたような気がします。(∀`*)テヘッ

正直これほど楽しめるとは想像してなかったのですが最初から最後まで楽しくて本当に見てよかった秀作だと思います

脚本家さん・演出家さん・俳優さん・制作スタッフの皆さまコロナ禍の色々大変だったおもいますが、泣いてわらえて感動して楽しめる素敵な作品を提供して頂き本当にありがとうございました(^人^)感謝

~完~