【あらすじ】

捜査一課の刑事・彩子(綾瀬はるか)と殺人事件の容疑者・日高(高橋一生)は、階段から転げ落ちた拍子に魂が入れ替わってしまった…。 彩子<日高>は日高<彩子>に「出頭して一生を塀の中で過ごすか、それとも自分と協力して容疑を晴らすか」と二者択一を迫る。仕方なく後者を選択した日高<彩子>は、まずは日高のマンションから連続殺人事件の証拠となりえる品々を持ち出そうと画策するのも、すでに捜査の手が回っていて

 

『感想』

2話も、主演の綾瀬はるかさんと高橋一生さんの素晴らしい演技に引き込まれた。普段はガサツで化粧もしない彩子として生きる日高は「思うところありまして、路線変更です」という言葉を盾に、堂々と振る舞う。一方でどうしたらいいのかわからず、終始おどおどする日高として生きる彩子。

今回は、若干コメディ色が強かったものの、ひたすら絶望の彩子(高橋)があまりにも不憫でたまらない😢。しかし、そんな彩子に救世主が現れたのだった。それは、彩子とバディを組む後輩の八巻だった。普段は弁当の発注や雑務ばかりをしている頼りのない存在だったけれど、そこは警視庁の刑事。洞察力で彩子が日高と入れ替わっていることに気付いたのだった。「お手柄だよ、八巻」と泣きながら八巻を褒める彩子(高橋)の姿には観ているこちらも、うるうる。😭

事件の方は、視聴者の想像力を試されているような展開になってきましたね。殺したとは自ら一度も発していない事から、日高が真犯人じゃない結末もあり得そうですし。でも、入れ替わった彩子(綾瀬はるか)をナッツで殺そうとしたのを見ると、自分が犯人だからこのまま逃げ切るつもりなのか?と思わなくもない(中盤からの魅せ方が強い印象の森下脚本の事だから、前者だとは予想してます😅。)

2人の秘密をすんなり受け入れた八巻もやけに怪しい(-“-;A …アセアセ。日高は経験者で、連続殺人犯と言うからには何度も誰かと入れ替わって殺してきた事で自分の身を守り続けてきたのか?とか、中身は事件の被害者と入れ替わったままになっている可能性も?とか。どんなパターンになってもおかしくなさそうな先の読めない面白さが増した点で、前回よりも本作に対する興味が湧いてきた感じはしました(*´σ-)エヘヘ。

陽と月がカギの本作。望「月」彩子と、日高「陽」斗。果たして太陽と月は元に戻ることができるのか—。入れ替わりの謎に迫る第3話も、大いに期待ができそうです‼ワクワク♪_( _)_。ただ、個人的にはまだ大絶賛するまでには到達しておらず、シリアスな事件を描く中で所々コミカルなネタを挿む作りに若干"ぎこちなさ"の方を覚えてしまうのも事実。前回は刑事ドラマの印象が強く残っただけに、今回は別のドラマみたいになっちゃってるし。ゥーン _(:3 ⌒)_ポリポリ

それに、もう1つの初期設定である「入れ替わりあるある」で30分近くを割くのは構成に締まりがないと言いますか(;^_^A

ま、3話からが本番だと捉えて、そのうち「独特な世界観が良いね!」なんて言って慣れる時が来たら良いかなぁ…と思っています。